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352.エルフの食事文化

352.エルフの食事文化


リョウは、色々聞きながら、やっとのことで、宿屋にたどり着くことができた。

宿屋はどこの町でもある、木の梁に漆喰の4階建ての宿屋だったが、

さすがにエルフの都市だけあって、受付は年齢が良くわからない若い女性のエルフ?

がおり、入口受付の椅子には何組かのエルフが座り、会話をしていた。


リアン「なに、ジーっと見ているのよ。」


リアンから突っ込みが入る。


リアン「受付の人を見てたでしょう?

年齢は750歳位かしらね。」


リョウはリアンが、受付の女性を見ていたことに気づいていたのにも驚いたが、

年齢が分かるなんて。

同族は大体年齢が分かるということにもリョウは驚いた。


その様なこともあってか、リアンは2部屋4人分の宿泊手続きをし、

椅子に座って休んでいたリリネアやシャミル、リョウのところに戻ってきた。


リアン「もう最後の2部屋しか残っていなくて、何とか確保したわ。

部屋は2階。じゃあ、いきましょ。」


4人はリアンを先頭に宿の階段を上がっていく。

通路を歩き部屋の前に到着すると、魔法鍵を使ってドアを開ける。


実際には木の板に描かれた魔方陣をドアの取っ手の下の方にかざすと、

ドアが一瞬光り、ドアが開く。


リョウ「見たことが無い鍵だな。」


リアン「魔方陣が掛かれた板切れを渡されたので、宿の受付でドアの開け方を聞いたんだけれど、

私も驚いたのよ。」


リリネアが同じく、リアンから渡された魔法鍵を使ってドアを開く。

部屋割りは、リョウとリアンで1室、リリネアとシャミルでもう1室とした。

食事はこの宿でとる事にし、リリネアに1時間後に待ち合わせをすることを伝え、

リアンと2人で部屋に入る。


部屋はツインの部屋で、トイレとシャワールームが付いた部屋だった。

荷物を置き、少し休んだ後、宿の隣の建物にある、大衆食堂風の宿が経営するレストランに2人で向かう。

受付とこのレストランは億無い通路でつながっており、レストランに入ると、

夕食までに少し早いのか、客はほとんどおらず、すぐに席に案内された。


リリネア「待たせたわね。」

リアン「私たちも今来たばかりだから。」


レストランのメニューを見ているとリリネアとシャミルがやってくる。

2人が席に座ると、メニューを選び始める。


しばらくすると、白いウエイターの服を着たエルフがやってきて、

注文するメニューを訪ねてきた。


リョウ「ここはどのメニューがおすすめですか?」


ウエイター「そうですね。

白ぼちゃ焼きと、緑ぼちゃスープですね。今時期ですから。」


話を聞くとぼちゃは、かぼちゃの様な野菜で、

白ぼちゃ焼きは厚く切った柔らかいぼちゃをステーキの様に焼いた料理で、

緑ぼちゃは、ゆでると麺状に内部がなる、かぼちゃの様な野菜で、

その麺状のものをスープで食べる料理とのこと。


4人は、その2つの料理を注文した。


リョウ「ところで、エルフは昔、野菜中心の食事だったの?」

リョウはリアンに聞く。


リアン「そのようなことはないと思うけれど。」

リョウ「さっきのメニュー表を見ても、肉や魚はなさそうだったけれど。」


リアン「何とも言えないわ。」


しばらくすると、料理がやってきた。


白ぼちゃ焼きは焼かれたぼちゃにクリームソースの様なものがかけられた料理で、

緑ぼちゃスープは、とんこつラーメンに似たような味だったが、

スープは豆の様な植物を使い、作ったとのこと。


料理を持ってきたウエイターに話を聞くと、やはり人間族の料理と違い、

魚や肉はほとんど使われないとのことだった。


この後砂漠化が急激に進み、植物が減った中で、エルフの食生活文化が変わっていったのか?

とリョウは推測した。


ちょうど、食事が終わった頃、外から大きな警報音が聞こえてきた。

リョウはウエイターに何事か聞くと、ブラックドラゴンの襲撃で、

襲撃があると、リンデル都市全体がバリアで覆われ、攻撃を回避する措置が取られるとのことだった。


ウエイター「リンデル様がいるから、私たちはブラックドラゴンの襲撃があっても、

こうして暮らしていけるのです。バリアは強力ですから。」


話によると、2年前からこうしたブラックドラゴンの襲撃が起こり、

最初の内はドラゴンブレスで町が破壊されたが、

リンデルがこうした防衛システムを駆逐してから、被害は皆無とのこと。


リョウ「こうしたブラックドラゴンの襲撃がなぜ砂漠化につながり、

私たちの時代にやってきたのか、明日から本格的に調べよう。」


リョウは、リリネア、リアン、シャミルに言う。


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