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345. エルフの国と王都

345. エルフの国と王都


リョウ「これは、薬草採取だな。ナナム草の採取と書いてある。

これは、ジャイアントラットの討伐依頼だ。

そしてこれが、ムーアへの手紙配達依頼だ。

これが…、なんだか簡単な依頼ばかりだな。」


リョウは掲示板の上の方を見上げる。


リョウ「あっ、ランクが書かれている。ここはEランクか。」


リアン「最上級のランクから見ていった方が良いんじゃない?」


リョウ「そうだな。」


リョウ達は、最上級ランクの掲示板へ移動する。


リョウ「ここがBランク以上だな。じゃあ、見ていこう。」


リョウは改めて、Bランク以上の掲示板を見直す。

数はそんなに多くない。


リョウ「これは、警護依頼だな貴族関係者の。Bランクだ。

そしてこれは…討伐依頼だな。ワイバーンか。Aランクだ。

あれは、探索依頼だな、ダンジョンの。南部遺跡群ダンジョンの捜索か。

あとは、軍事訓練指導官の依頼か。王都の騎士団の訓練教官だって。

最後に残っているのは…これも討伐依頼だ。」


リアン「ねえ、この依頼、エルフ語でも書かれていない?

リーデルト王国の依頼ね、ねえ、ブラックドラゴンよ、ブラックドラゴンの討伐依頼!」


リアンは声を大きくして、言う。


リョウ「リーデルト王国の情報をまず集めようか。」


リョウは改めて、各ランクの依頼掲示板を見ると、

いくつかリーデルト王国関連の依頼を見つけた。


リアン「ねえ、リーデルト王国って、どういう国か覚えている?」


リアンは、シャミルに質問をする。


シャミル「そんな国もあった様な、ああ、あそこの国は王族がエルフ族で、

エルフ族が多く住む国だったな。」


リアン「どうしてよく覚えていないの?」


シャミルは少しむっとしたような表情で、


シャミル「いいか、15000年前の事なんて、よく覚えている方が不思議じゃ。

15000年の間にいろいろなことがある。いろいろな町ができて、変化して、消えた町もある。

それに、ずうっとこの世界に、この状態でいた訳じゃないのじゃぞ。」


とシャミルは言い返す。


リョウは険悪な空気を察して、


リョウ「とにかくリーデルト王国に行ってみようじゃないか。

王国と、首都?王都?で良いのか?その場所の情報を集めよう。

どこで集めようか?」


リョウは少し考える。


リョウ「この時代、運送業界って無いのかな?」


リアン「運送業界?

手紙も依頼をするぐらいだから、ギルドがしているんじゃないの?」


リョウ「違う。駅馬車と言うか、各町へ定期的に出発している乗合馬車と言うか、

そういったもの。ちょっと聞いてくる。」


リョウは、冒険者ギルドの受付へ行って、聞いてくる。

しばらくして、3人の元へ戻ってくる。


リョウ「わかったよ。ここ冒険者ギルド前の通りを出て左へ歩いて12軒目の建物だ。

乗合馬車が何台かあるからわかるって。


それと、リーデルト王国の王都、リンデルへ行く便があるって。」


リアン「それに乗っていくの?」


リリネア「私は、敬遠するわ。時間がかかるもの。」


リョウ「いや、地図とリンデルの場所がわからないかなって、思って。」


リョウ達は、乗合馬車のターミナルへ向かった。


冒険者ギルドを出て、すぐに、荷馬車が3台停まっている建物を見つけることができた。

荷馬車がある建物には、数名、人が入っていく。


リョウは中をのぞくと、チケット売り場と待合室がある。


リョウ「中に入って見よう。」


4人は中に入ると、簡単な地図と、行き先名、運賃と出発時刻が書かれたボードを見つけた。


リョウ「リンデルは1日1便か。でも、毎日運航している様だ。

ちょっと詳しい情報を聞いてくる。」


リョウは、受付にリンデル行のことを聞きに行く。

そしてしばらくすると戻ってくる。


リョウ「聞いてきた。今日はもうすでにリンデル行の便が出発していて、

2日ほどかかる距離らしい。

ちなみに、チケットは途中の町で1泊する代金も含まれているらしい。」


それから、リョウは受付横に貼ってある地図で、リンデルの位置を確認する。


リョウ「ここだ、このオリビエの町から2つの町を通過し、国境を越えて、1つの町を通り越した先がリンデルだな。」


リョウはこっそりと、スマホで地図の写真を撮る。


リリネア「次元転送機で行くんでしょう?」


リョウ「もちろん。」


4人は、乗合馬車のターミナルを後にした。

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