まるで・・・のような対応を・・・
中央研究所に何を言っても暖簾に腕押し状態に・・・
※続けて更新予定です!
「さてさて目標としていた展示会まであと1カ月半となりました!
ラスト2回のミーティングを皆さんはじめますよ!!」
いつもの様子で始まるミーティング。
村中プロジェクトリーダーが、
「柊ちゃ~ん!今日の報告も相当いい結果だね!!」
「はい、38lm/Wの有機ELが作製できました。」
すでに2月ほど前に報告した33lm/Wの有機ELを
大きく改善した有機ELを我々照明事業部は開発していた。
柊が詳細について報告している間も“うんうん”とうなづいて村中プロジェクトリーダー。
その顔には笑みを含んでいて、
「これだと光取り出し技術なしでも昔の世界一の効率40lm/Wを
到達できる日も近いんじゃない?」
「そうですね・・・あと少しですが、
現状で考えられる手は打てるだけ打っているので、
すぐに到達というのは難しいです。」
「あはははは!そこまで僕も欲張りじゃないよ!
まあ、近いうちに40lm/W越えの有機ELを頼むよ!」
「分かりました。」
「それで中央研究所の皆さんの方はどうなってる?
相も変わらず資料は事前にも出してくれないからさっぱりわからなくてさ。」
ハッキリと嫌味を言う村中プロジェクトリーダー。
ただ、それに苦笑いをしてごまかす本田さん。
先の件で宮本所長は退職して、
現在その立場を引き継いだのは補佐をしていた本田さんになった。
また材料データの改ざんについては
内部調査をおこなった結果、携わっていたのは
材料開発のリーダーを務めていた野口さんだということで
野口さんが部署異動の人事が発動して中央研究所からいなくなった。
結局、その後は会社を辞めたとのことであったが・・・
この報告を中央研究所がプロジェクト内で報告した時、
「宮本所長と本田君はこのことを知らなかったの?」
村中プロジェクトリーダーが尋ねると
「我々は把握していませんでした。」
「単独でそんなことできるとは思えないけどね・・・。
だって、野口君にそんな度胸がある?」
「どういわれましても、我々は知りませんでした。」
「途中経過とかで報告もあったでしょう?」
「あったかもしれませんが、なにぶん時間も経っているので
記憶にございません。」
「技術報告書とかも書かせてるだろう?」
「その資料もあるかはわかりません。」
「調べたの?」
「いえ、ただ、記憶の中にはございません。」
「じゃあ、調べてよ。中央研究所の取り扱いのある技術報告書だけは
同じ会社内でも漏洩の恐れがあるってことで中央研究所のメンバーしか
アクセスできないようにしてるんだから、俺達じゃあ調べようもないんだよ。」
「分かりました・・・。確認してみます。」
「いや、確認するだけじゃなくて、こっちにもちゃんと報告してよね。」
「・・・分かりました。」
「本当に頼むからね。」
そう言って念を押しをしているだのが・・・
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。




