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国内発表無事完遂!!

何とか無事に発表を終えることが出来た柊・・・


※次話は19:00に更新予定です!

「それでは南日本電機株式会社様 照明事業部 柊様お願いします。」


今日は関東にある国内最大級の展示場で行われている展示会に参加している。

私の目の前で柊の名前が呼ばれて、プレゼンを開始した。



「我々は現在33lm/Wの有機Elの開発に成功しました。」


会場が大きな感嘆の声に包まれる。

それもそのはずである。


現段階で世界最高の効率なのであるから。


矢継ぎ早に質問が飛び、柊その質問に答えていく。

その中にはもちろん、



「先ほど御社の中央研究所の方が発表された中では、

 光取り出し技術を用いて41lm/Wが世界一だとおっしゃっておりました。


 こちらの33lm/Wに用いると約43lm/Wに到達されて、

 こちらこそ世界最高になるかと思いますが?」


「おっしゃる通りでございます。」


「なら、なんでこちらに付けて報告なされなかったのでしょうか?」


「一つはあちらは光取り出し技術の報告がメインとなっております。

 まだまだ未熟な点もあり、世界一とはいきませんが、

 それでも世界と戦えるだけの光取り出し技術を

 我が社が持っていることを皆様に御周知出来たかと思っております。

 

 そしてもう一つが、これは最新のデータであり、

 光取り出し技術への展開までには至っていないからです。」


「そんな最新データを出していいんですか?」


「ええ、今回の報告で、日々我が社の技術が革新していっていることを

 周知していただけたのではないでしょうか?」


「それはそうですね・・・。

 先ほどの31.5lm/Wでも驚きでしたが、

 実はそれ以上のものまであると言うのは驚かされました。」


「それが我々の狙いであり、

 我々の技術力だということです。」


「大変すばらしいですね!!」


質問者が拍手をするとそれにつられて他の会場の方も拍手をする。

会場中から大きな、割れんばかりの拍手が柊に届けられたのであった。




「お疲れさーん!」


「お疲れ~。」


どうやらヘトヘトに疲れたようで、そのまま近くのイスに座る柊。

私が差し出した缶コーヒーを受け取って、一気に飲み干していた。



「いい発表だったよ。」


そう言って私達に近づいてきたのは・・・



「「社長!!」」


柊はすぐに立ち上がり頭を下げる。

私も一緒に頭を下げるが、

すぐに頭を上げるように促された。


私の目の前には社長とその後ろに町田取締役、村中プロジェクトリーダーの姿があった。


「我々の技術力の高さをアピール出来て、

 私としてはとても誇りに思っておりますよ。」


「ありがとうございます。」


会話らしい会話はこれだけで、

すぐに会場へと向かう社長。

その後ろには町田取締役と村中プロジェクトリーダーだけではなく、

30人近い人数の関係者いた。


「・・・まるで大名行列だな。」


「あれで、各社の巡回訪問するらしいよ。」


「あんな人数で来られたら、迎える方はたまったものじゃないな~。」


「ホントよね。ああ~私も疲れた!!」


「何でお前が疲れてんだよ!」


「だって、私なんかは絶対平のままで社長と直接会う機会なんって無いと思ってたのに

 直接挨拶する羽目になる何って・・・これだけで私の寿命が減っちゃったわよ。」


「そんなに大ごと?」


「そりゃ~そうよ。私の寿命・・・


 1分縮まったわよ!」


「みじか!?それ普通に会ってる時間じゃないか?」


「そうとも言う。」


「なんじゃそりゃ~。」


「まあ、これで私達の御役目が一つ終わったんだから、

 ご飯でも食べて帰りましょうよ。」


「そうだな。美味しいビールでも飲んで帰るとしようか。」


私達は社長とは逆の方向に歩き出して、

とりあえず成功に終わったこの展示会の発表を

ささやかながら2人で祝福するのであった。


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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