団結力!
後輩ばかりにはいい顔させられないと頑張る先輩!
※次話は明日7:00に更新予定です!
駅まで秘書の方に送ってもらって、
電車に飛び乗った。
「今から帰って・・・うわぁ~夜中になるな到着するの・・・。」
「マジか・・・まあ、何とか今日中に帰れるだけでもヨシとするか。」
「そうだね。とりあえず柊は座っといてよ。
私は会社に電話入れておくよ。」
「すまんね。じゃあ、俺は席に行っておくよ。」
電話を終えて席に向かうと、そこにはウトウトしている柊がいた。
「さすがにこいつでも今日は疲れたんだろうね・・・。」
そう思いながら、私は声をかけずに横に座ったのであった。
「新田!そろそろ起きろ!もうすぐ着くぞ!」
「・・・ふぁ?なに?」
「もうすぐ着くぞ、ほら、よだれが垂れてるぞ。」
そう言って私の口元にハンカチを当ててくれる。
「・・・お母さん?」
「違うは!せめてお父さんにしろ!!」
「あいよー。」
「いやいや、その返事もおかしいからな!
お父さんでもお母さんでも俺はないわ!!」
「・・・寝起きでそのテンションには残念がらついていけないわ・・・。」
「こうさせたの新田だからな!」
「はいはい。」
「全然聞いてないだろう!!」
柊が話しかけたせいで私達は慌てて下りることになったのは言うまでもない・・・
「いや、違う!!お前の寝起きが悪かっただけだからな!!!」
・・・ちぃ!!細かい男が・・・
「・・・で、なんでみんないるんだろうね・・・。」
私と柊が会社に戻るとなぜか
有機EL開発チームの面々が全員いたのであった。
「お!やっと帰ってきた!とっとと、貰ってきたガラス部材よこせよな!!」
柊からひったくるように奪ったガラス部材を持って
すぐにみんなが実験室へと向かって行った。
「何で帰ってないんですか?」
「一番年下が必死に頑張ってるんだ!
俺達先輩の意地も見せないとダメだろう!」
有機ELプロジェクトへの対応チームは全員柊よりも年上で構成されていた。
一番下なのだが、それでもリーダーを務めていた柊。
当然反発もわだかまりもあったりしていたことは知っているし、
見てきたこともある。
だけど、ここに来て、そのチームはまとまっていくのであった。
目標を目指して・・・
「いや~、土下座までして部材を手にいれてきた後輩を
無碍にしたら先輩というか、人として駄目だろうしな。」
・・・柊の視線が私に刺さってきた。
「おまえ・・・喋ったな?」
「・・・ちょっとだけ・・・ほんのちょっとだけ・・・。」
「そう責めるなよ!新田ちゃんを!
俺達その言葉を聞いて感動したんだからよ!
お前がそんなに真剣にする何ってな~って!!」
「そうそう、いつも飄々として何を考えているのか分かんなくて
どう接していいかもわからなかったし!」
「リア充死ね!」
次々と先輩達が声をかけてくれるのだが・・・
「・・・何か今、おかしな言葉が混ざってなかったですかね?」
「「「「「わかりません。」」」」」
先輩達がハモって否定していた。
「まあ、柊とりあえず休んどけ。明日の朝には結果報告するからさ。」
「そうそう、ここからは俺達の仕事だ。」
「・・・ありがとうございます。」
私達は後を先輩達に託して、席を外した。
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。




