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中央研究所不発!!

中央研究所は結局できず!!


※続けて更新予定です!

「それじゃ、国内展示会前のミーティングを開始しまーす!」


陽気な声の村中プロジェクトリーダー。

その機嫌の良さも当然で、



「じゃあ、照明事業部さん!宜しく!」


「はい。それでは説明させていただきます。

 今回は1週間後に迫っている展示会での発表内容を説明させていただきますが、

 30lm/Wが31.5lm/Wへ向上させることに成功しており、

 展示会では31.5lm/Wでの報告を予定しております。」


「エクセレント!すばらしいねーさすがは照明事業部!

 川村部長!こりゃ~鼻高だねー!」


「ありがとうございます。」


「31.5lm/Wの発表すると他社はどうなることやら・・・・。

 今から想像しただけで笑いがとまらないよー。

 じゃあ、3日に事前資料をしっかり展示会の運営委員に出しておいてください。」


「かしこまりました。手配を進めいたいと思います。」


「お願いねー。・・・で、中央研究所の皆さんは・・・どうだった?」


「・・・。」


沈痛な面持ちになる宮本所長と本田さんであったが、



「あと3日いただけないでしょうか?」


「え?あと3日で何とか出来るものなの?

 っていうか、じゃあ、結局この2週間ほどの取り組みは失敗だったってこと?」


「・・・はい。」


「“はい”じゃあ、困るんだけどな~。

 何が原因で失敗だったのかを教えて貰える?」


「ええっとですね。まずはやはり今回の形状の光取り出しようのレンズ形状では

 光をこれ以上取り出すことが出来ずに・・。」


「ちょっとストップ!それ前回も聞いたよね?

 というか、何かわかる資料はないの?」


「すいません、そんな時間もなくて・・・。」


「はぁ?それで議論するも何もないだろうに?

 この場は、資料を見ながら、その方針が正しいのか、

 間違っているのかを判断する場だよね。


 そして、方向性はここのミーティングの場で決めて、

 進んでいかないとプロジェクトを統括もできなるなからさー。

 それなのに、失敗しました!以上です!

 では、話にならないんだけど・・・。」


「ただ、我々も必死でやっておりまして・・・。」


「まあ、部下たちは必死で実験していると思うけど、

 統括している宮本所長と本田君はそれをまとめる側だろう?

 その二人が時間がないのでは苦しいわけでしかないけどね。

 

 どうせ、結果がまともな値じゃなかったから

 報告すると叩かれると判断して、

 それなら口頭で怒られようって判断でしょう?」


「そ、そんなことは・・・。」


「いいよ、別にそんな言い訳は!

 まあ、俺達もする手なんだからね。


 身内にされても手のうちはバレバレなんだし、

 とりあえずこの場は平謝りで済ませるだけなんだろ。

 はぁ~あ!この場で議論はこれ以上は無駄だろうね。


 じゃあ、3日後までに何か報告がなければ、

 本当に中央研究所の発表は中止だからな!」


「かしこまりました。」


「・・・返事だけはいっちょまえで・・・。」


「・・・・。」


その後は終始顔をあげない宮本所長と本田さんであった。




会議を終えて、私と柊、川村部長が共に会議室を出て、


「じゃあ、とっとと帰りましょう!

 あ、けど、帰りに美味しいイタリアンおごってくださいよ川村部長!

 記録を更新したらイタリアン連れて行ってくれるって

 言ってたのを忘れたとはいわせませんよ!!」


「ああ、覚えてるよ。

 だけど、私はこれからちょっと寄らなくちゃいけないところがあるから。」


「あ!町田取締役のところですか?それなら我々も行きましょうか?」


「ああ、いや、今日は1人で大丈夫だよ。

 ほら、これで美味しいものを食べて2人で帰ってください。」


そういって私達に福沢諭吉が描かれたお札を3枚ほど渡してくれるのである。



「ええ!?こんなにイイんですか!?」


そう言いながらも私は自分の懐へとしまっていく。

ふ、ふ、ふ、ここにしまえば男性が取り返そうとしても

セクハラで奪い返すことはできない!!!



「それじゃあ、私はこれで。」


「はい、それでは失礼します。」


私は川村部長が歩いていくのを見送った後で、



「さて、柊!今日は高級料理を堪能しようじゃないか♪」


「帰りの時刻だけはしっかり確認してからな。」


「りょうかーい!まあ、私は実家もあるし泊まりでもいいんだけどねー♪」


「俺は?」


「・・・犬小屋があいてるけど?」


「死んでも帰るわ・・・」


2人で歩きながら、どこの店に寄るかを考えながら私達は本社を後にしたのであった。


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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