村中プロジェクトリーダーの勝利
村中プロジェクトリーダーの手が成功に!
※次話は19:00に更新予定です!
「いやぁ~、快勝!快勝!うまいね~柊ちゃん!」
「そう言っていただけると良かったです。」
「前回もわざと怒らせてくれて、しかもちゃんと予定していた言葉を言わせる何ってさ。
すっかり怒ってるから、冷静さを欠いてる!?って心配していたのに
上手いこと導くんだからねー!!」
「・・・え?もしかして柊、前回怒らせたのってわざとやったの?」
「村中プロジェクトリーダーの密命を受けてね。
2時間前に俺を呼び出して、今回から会議室では
録音が行われるようになったからって言われてね。
最初は何のことかと思ったら、元々横暴でパワハラが
ささやかれていた金沢取締役について
それが本当なのかどうかの証拠を集めるように社長から言われたって言われてね。
まあ、多少煽ればボロが出るかなって思ったら、
ドンドン罵声を俺に浴びせてくれるからね。」
「・・・それってハメたんじゃ・・・。」
「そんなに気にすることはないよ。
実は金沢取締役の別の会議でも会議の録音が行われていて、
そっちでもものすごいパワハラが確認されてるからね。
会議中に殴られている部下までいたからさ!!」
「殴ったんですか!?」
「そうだよー。どんな会議をしたら殴ることになるんだってんだよね。
だから、我々の会議の録音は・・・
まあ、ちょっと証拠を積み重ねただけってぐらいだよ。」
「そ、そうですか・・・。」
怖い会社だよ・・・この会社・・・。
私、本当にこの会社でもう少し頑張っていけるかな・・・
「まあ、これで目の上の瘤が取り除かれたから、とりあえずはホッとしたよ。」
「結局どうなるんですか金沢取締役は?」
「うん?そりゃ~、半年後の降格が早まるだろうね。」
「え?パワハラ処分とかはないんですか?」
「ないよ。あたりまえじゃん。」
「いやだって、何か証拠も十分みたいじゃないですか・・・。」
「だからといって、公に内部の恥をさらす必要もないよね?」
「それはそうですけど・・・。」
「なら、内部だけの処分で済ませればいいだけだよ。」
「・・・そうですか・・・。」
「まあ、今回の件で、君達の評判も上がっただろうし、
細かいことは気にする必要もないさ!」
「そうですけど・・・。」
「まあ、こういうことは・・・なれろ・・・としか言いようがないかな。
この会社にいる限りこんなことは日常茶飯事だから。」
「・・・。」
私が黙ってしまうと、柊が今度は代わってくれて、
「そう言えば、光取り出し技術の方は大丈夫なんですか?」
「いや~、あれもヤバいんじゃないの。
今日の感じだと。ギリギリになって無理でしたって言ってきそうだしね。」
「それはアウトでしょう。」
「なあぁ~。だから、来月のミーティング時にまでに何も進捗がなければ、
テコ入れを考えるか、中央研究所の発表を止めるかだろう。」
「止めるんですか!?」
思わず反応してしまう。
12月の発表は、社長が発表する前に2つの発表を予定している。
1つは照明事業部からで、有機EL単体での発表を行う予定である。
現在30lm/Wであり、単体としての発表は十分な魅力的な発表になるだろう。
もう一つは中央研究所で独自の光取り出し技術の開発の発表を行う予定となっている。
だけど、現時点でその発表が行えるだけの結果がない・・・。
最悪は中止となるが、社長の前でとなる相当なダメージになるだろう・・・。
「ホント、何とかしてほしいんだけどね・・・。」
ため息をつく村中プロジェクトリーダー。
まあ、プロジェクトリーダーなのだから、うまくいく方がいいのは当たり前だ。
「まあ、欲張ってもしかたがないね~。
とりあえず出しゃばっていた金沢取締役が消えてくれて、
主導権もこちらが握れるようになったことだけでもヨシとしないとね。」
笑いながら恐ろしいことを口にする村中プロジェクトリーダーだった。
「で・・・
いつ俺とデートしてくれるの?」
その発言セクハラですから!!!
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。




