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反撃の狼煙

反撃の狼煙を上げるためにネタを掴む!


※次話は明日7:00に更新予定です!

「ガッツリ怒られてきたわ!」


「やっぱり~!絶対何か言ってくると思ってたわよー!」


柊から東京で人気のバナナのお菓子をもらい、

勝手に開けて食べだす私。


あ!美味しい♪


「しかもめんどくさいことにこっちに中央研究所のメンバーが出張してくることになった。」


「はぁ~!?何でよ!!」


「どうやら俺達の実験結果が改ざんされていると思ってるらしい。」


「そんなことするわけないじゃん!!

生データ見たら、そんなおかしなことやってる何って思わないでしょうに!!」


「見せたけど、まーたっく通じなかったわ。」


「ありえないわ・・・。」


「マジでありえねぇー・・・。だけど、それでも来るんだから仕方がない。」


「どうするの?」


「まずは同じ会社とはいえ、事業部外だから場内の立ち入り許可申請をだして、

更には誓約書を書いてもらわないといけないわ。」


そういって、パソコンで申請フォームを立ち上げだす。


「新田のチームは引き続き開発と、あと例の件をお願いするよ。」


「・・・あんたも全く中央研究所を信じてないわね。」


「当然だろう?

そもそも物性データがないって言った時点で怪しんでたんだからな。

中央研究所の連中が・・・


データ改ざんしてるんじゃないかってな。」


「・・・ハッキリ断言するわね・・・。

その根拠はなによ?」


「そもそもあいつらが出してきたデータが一般的な材料と比べて

何倍にあがったという相対値で出してきたことから疑問があったんだよ。

まあ、一般的に言って、実際に測定して出てきた実測値に比べて

何倍です!って書かれていた方が分かり易いのは分かるけど、

俺達が実測値を見ればその数値がどうしてその値になったのかがわかるだろう。

だから、相対値と合わせて実測値もだすのに、あの場で出さなかったこと。

しかもデータの送付くらいなら断らないだろう?

なのにあいつらはことわってきたからね。」


「断ってきたの?」


「“前向きに検討します”」


「うわ~出た出た!前向きに検討します!!


どこぞの官僚かっていうんだよね!


断りの言葉ならその場で断言しろよって!」


「・・・もしかしたら前向きに検討して、送付してくれるかもしれないだろう?」


「はぁ~!!!

分かっていってるでしょう???


前向きに検討しますってのは・・・


断ってんだよ!!


なーにが前向きに検討しますだ!

検討する気もないくせにさ!!


とりあえず2、3日経過して、検討した結果無理でしたっていうんだよ!

っていうか・・・


うちの会社の新人研修で習っただろう?柊!」


「あったねー。」


「その場で断ると角が立つから、検討した結果ってつけて断るパターンとしてさ!」


「もうみんな意味知ってるんじゃないの?」


「いーや、まだだろう。それを律義に真に受けて、

“この間の件は・・・”って聞いてきた業者がいたわ。

先輩が対応していてさ、


『こいつ馬鹿か?』って言いながら、検討の結果むずかしいですね~ってメールを返してた。」


「・・・そうですか・・・。」


「ホント他社から言われてる通り、


“官僚の南日本電機”


まさにぴったりの揶揄だよね。」


「いい当ててるよなー。」


「まあ、この話はいいわよ。

それであいつらが不正をしていた証拠をどうやって掴むのよ?」


「頼んでいた測定の結果がそろそろ出るだろう?」


「・・・まさか・・・あんた3カ月前からこうなることを予想していたの!?」


ニヤリと笑う柊が恐ろしく見えてくる。

こいつ・・・


「・・・それであの測定を先にしたってわけ?」


「そういうこと。まあ、結果が出るのが楽しみだけどね。」


「・・・あんたを敵に回したくないわね。」


「そう?俺よりもよっぽど上の連中の方がめんどくさいと思うけど。」


「ああ、魑魅魍魎?

あれは老害だけど、そのうちいなくなるからいいけど、

あんたと私は同期だからね・・・。

勝手にいなくならないからホントイヤになるわ。」


「・・・ひどい言われようだな・・・。」


「ああ、ごめん。本音と建て前を間違えた!

本当は何って頼りになる人!って言おうと思ってたのよ。」


「・・・それが建前だろう?」


「あたりまえじゃん。」


「・・・断言するなや・・・。」


「まあ、じゃあ結果を楽しみにしとくわね。」


「ストップ!まだ帰るなよ!新田に頼みたいことがあるんだよ。」


「・・・何よ?嫌な予感しかしないんだけど・・・。」


「そんな悪いことじゃない。これなんだけど、お前のチームでできないか?」


「・・・なるほどね。出来るわよ。っていうか、そちのチームにさせないの?」


「こっちは中央研究所の連中のお相手があるからさ。」


「そうね。それじゃあ、こっちはボチボチやっとくわ。」


「よろしく!」



一週間後・・・


「・・・なるほどね。」


柊に頼まれていたデータを渡す。

その代わりなのか柊もデータを私に渡してきた。


「これって・・・。」


「ああ、例のデータだよ。」


「・・・これで納得がいったわ。」


「だろう。そして、この新田のデータであいつらが不正をやっていることが分かったってことだよ。」


「・・・本当にやっていたとはね・・・。」


「まあ、まだ何か言ってくるだろうけどな。

ここまでアレだけ吠えてきたのを我慢して耐えてきたんだ。

これだけ証拠があれば十分だ・・・


さぁ~て、反撃開始だ!」


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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