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中央研究所は成果が上がらず!?

悪い結果でも許される中央研究所です。


※次話は19:00に更新予定です!

「なかなか、ヒートアップした議論になったようですが、

 お二人とも落ち着きましたかな?」


村中プロジェクトリーダーが2人の言い合いが終わったのを

確認して、口をはさむ。



「じゃあ、照明事業部さんは中央研究所のメンバーを受け入れて

 実験を再度してみてください。まあ、再度検証は必要でしょうからね。


 今日のことは議事録にも記載しておきますので、

 何かあった場合には・・・謝罪は必要になるかもしれませんね。」


「ふん、どうせあいつの謝罪だろうからな。

 まあ、今からでも土下座の練習でもしておけ。」


こんな一発触発のような空気の中で、

中央研究所の研究成果の報告になったのだが・・・



「1.1倍!?」


驚きの声を挙げるのは村中プロジェクトリーダーであった。

それもそのはずで、狙いは1.6倍であったはずなのに

1.1倍しか成果が出ていなかったからである。


「なーに心配はいらんだろう!

 宮本、どこが悪かったかは分かってるんだろう?

 リカバリー案もできてるよな?」


「はい、問題はシート上に形成しているレンズの形が出来ていない点、

 それと有機ELとシートの間の接着が問題です。

 この改善としてはレンズの成形方法の検討をメーカーに言っております。

 接着に関してもマッチングするモノを見つけておりますので

 何の問題もないです。」


「ほらな。これで問題ないだろう。」


「ですが、このタイミングで1.1倍だと見直しが必要だと思いますが。」


「くどい!!俺が大丈夫だと言ってるんだ!

 大丈夫に決まっているだろう!!」


「・・・できれば代案も検討をお願いします。」


「ふん!分かった、それなら絶対と言えるのは市販されているシートを

 一応準備するようにしておく。

 それなら問題ないだろう?」


「市販されているシートですか?」


「今、購入可能なので最も高いのは最大1.38倍のレンズシートがあるらしいじゃないか。

 それを入手可能にしておけば、・・・あの連中が29lm/Wといった有機ELがあれば

 ギリギリ40lm/Wになるだろう?」


「そうですね・・・ギリギリですがなりますね。」


「それで報告すればいいだろう?

 まあ、必要はないだろうがな。」


「じゃあ、そっちの手配をお願いします。

 あとできれば最新でもっと高い倍率のシートがあれば

 そちらも調査・購入しておいてください。」


「やっておけ。」


金沢取締役が宮本所長に告げて、「かしこまりました」と返答する。



「じゃあ、あと3カ月も頑張って詰めていきましょう!」


こうして一発触発の場面もあったが、

何とかミーティングはクローズするのであった。




ミーティング2時間前・・・


「柊ちゃ~ん、この結果だと間違いなく金沢取締役がツッコんでくるけどね。」


ここは本社にある村中プロジェクトリーダーの執務室。

ソファーに座っている柊君に珈琲を出していた。


「そうだと思います。」


「電話でも話したけどお互いさ、金沢取締役は邪魔じゃん?

 ちょっと調子に乗ってめんどくさいのに、

 これじゃあ益々勢いづかせるだけじゃない?」


ここで私は執務室を退席した・・・。


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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