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敗者の学閥

後手に回った中央研究所、叱責されて・・・


※次話は明日7:00に更新予定です!

「貴様らぁ!!


 そろいもそろって何をしていたんだ!!


 言ってみろ宮本!本田!!


 こんなバカな報告を受けるために、お前たちに時間を割いたわけではないんだぞ!!」


「は、はい・・・も、申し訳ございません。」


「謝って済む問題ではないだろうが!!!


 金も技術もすべて向こうが持つとなれば、我々は蚊帳の外だろうな。」


「・・・。」


「どうする?


 その首で責任をとるか?」


「・・・。」


「黙ってないで何か言え!!!


 その口は何のためについてるんだ!!!」


我々に激しい罵声が浴びせられ続けていた。

罵声を浴びせ続けたせいで肩で息をしていてた金沢取締役であったが、



「・・・お前たちは手伝をさせろ依頼したんだな?」


「は、はい・・・。」


「・・・分かった。あとはこちらで手配する。お前たちはとっとと消えろ。」


そう言うとどこかに電話をし始める金沢取締役。

我々はそのまま執務室から出る。



「・・・まずいですね。」


「ああ、まずいな・・・コレは・・・。」


「でが、今回の件で何かが出来るとは思えないですが・・・。」


「ふー・・・。俺も思いつかないが、

 先ほどの感じだと金沢取締役は何かを思いついたんだろうな。

 ならば、この件については我々は金沢取締役の指示があるまでは不要に動くのは止めよう。

 それよりも実際の有機ELプロジェクトの推進の方を考えるべきだろう。」


「そうですね・・・。」


「光取り出し技術の方はどうなってる?」


「芳しくありません。」


「?・・・どういうことだ?私が聞いているのは

 レンズシートが今週中に出来上がるとは聞いているが。」


「はい、出来上がってきて、試しに有機ELに取り付けたのですが、

 1.1倍の向上にしかなっておりません。」


「な、なんだと!?」


「速報ですので、再度測定をさせておりますが、

 まだ原因はわかっておりません。」


「何をそんな悠長なことを言っているんだ!急いで原因究明をしろ!」


「かしこまりました。」


「・・・こうなると今回の件が発生して良かったのかもしれないな・・・」


「・・・ええ・・・。

 不謹慎ではありますが、我々の技術力を見せるのに

 これ程の機会を与えてもらえるのは幸運でしかないでしょう。」


「ああ、みんながそう思っているだろうな。今回のことをチャンスとな・・・。」


「そうですね。このおかげで実績が詰めれますからね。」


「ああ、全くその通りだ。く、く、く・・・。」


「それに光取り出し技術の方も時間をいただけることになりますしね。」


「まさにな。

 これで来月は・・・ミーティングがないだろう。

 再来月が報告の場になるだろうから、それまでには原因を探れ!」


「かしこまりました。」



気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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