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中央研究所の成果

中央研究所の成果報告をするのだけど・・・


※続けて更新予定です!

「じゃあ、次は中央研究所の方の報告をお願いしまーす!」


「は、はい・・・・。」



呼ばれてハッとして慌てて準備をする宮本所長と本田さん。



「ええっと中央研究所では、まずは照明事業部からの急な要請があり、

 急遽数量を0.5gから、なんと倍の1gへ・・・。」


「ストープ!!それはさっき聞いたから、他の話題を頂戴。

 材料は“作っている”・・・でいいのよね?」


「は、はい。出来るだけ迅速に対応できるように頑張っております。」


「あ、そう。分かった。じゃあ、光取り出し技術の方の報告をしてもらえる?」


「そちらはですね・・・。」



本田さんが説明をしてくれるのだが、

その内容は村中プロジェクトリーダーを満足させるようなものではなかった。



「・・・それじゃあ、うちにある技術だと1.2倍で、

 他社が市販している光取り出しシートだと1.4倍ってこと?」


「現状ではそうですね・・・。

 ですが、この課題についてもシミュレーションをしており、

 その結果、改良する手法が見つかっております。

 その結果ですが・・・


 1.6倍のシミュレーション結果となっております。」


「へぇ!?すごいな~。

 それはいつまでに出来るの?」


「今はその図面を起こしているところですので、

 そこから業者の選定、製造となります。

 ここでは確実なことは言えませんので、

 また確認が取れ次第ご報告させていただきます。」


「ふーん・・・あ、そう。」



さっきまでのご機嫌だったのが嘘のように悪くなる村中プロジェクトリーダー。

それもそうだろうけど・・・



「じゃあ、ディスプレイ事業部は?」


「こちらは指定された材料を貰って作れる体制は整えております。」



資料も使わず、ただ口頭で報告を済ませるだけであった・・・。

それはすでに認識しているようで

特に機嫌が変わることは村中プロジェクトリーダーはなかった。



「じゃあ、各社課題の取り組みをよろしくね!今日はこれで解散だな!」


こうしてミーティングが終わろうとしたところで・・・


「ちょっと一点確認したいことがあります!」


「え?なに?」


「いえ、照明事業部になんですが。」



宮本所長は照明事業部の川村部長と柊君の方を向いて、



「先ほどヨーロッパの企業と材料の供給契約を締結したとのことでしたが、

 それは我々も購入できると考えてよろしいのですか?」


この質問には川村部長が応える。


「いえ、我々照明事業部だけです。」


「え?なぜですか?我が社で締結したんでしょう?」


「締結内容は我が社の照明事業部との締結しかしておりません。」


「どうして我が社で購入にしなかったのですか!?」



怒気を含めて尋ねてくる宮本所長



「まずは、門戸を広げるとそこで契約料が多額に発生すること、

 そして情報統括が難しくなるためです。

 この2点をヨーロッパの会社と締結するための条件として挙げられましたので

 我々照明事業部だけであれば情報統制もできますので、

 今回の契約は照明事業部だけで締結しております。

 ですので、先ほどの報告でも材料名、構成に関しては報告しておりません。」


「我々になんの相談もなしにそんなことを決める何って横暴ではないか!!」


「そこまでおっしゃられるなら、追加を検討してもよろしいかと思います。」


「そうですか!それなら是非とも宜しくお願いします!」


「ですが・・・


 それはそちらでやってください。」


「なぁ!?」


「これは照明事業部案件ではないですからね。

 その案件になると中央研究所様の案件になりますので。」


「ですが!契約を締結しているのは照明事業部ではないですか!!」


「はい、おっしゃる通りです。

 ですので、それに加わるとなると我々ではなく

 中央研究所様が動くのが筋ではないですか?」


「・・・。」



苦々しい顔を浮かべる宮本所長。



「・・・終わりなら、これで終了です!」


村中プロジェクトリーダーが話がおさまったところで終了を宣言するのであった。


気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。

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