照明事業部の反撃!
中央研究所は契約が・・・
※次話は明日7:00に更新予定です!
後日私が作成した議事録を回したところ、
どうやら不満だったのか中央研究所様のところから修正依頼が届いた。
それを持って、村中プロジェクトリーダーに見せると苦笑する・・・
「“お互いの確認不足”
を
“照明事業部からの伝達ミス”
にね~。
あの会議の時にはまったくそのことには触れてなかったのに、
議事録には指摘を入れてくるんだね。」
「はい・・・どうしましょうか?」
「俺が返しておいてあげるよ。
“会議の時には触れられておりませんでしたので、修正は致しません”
ってね。」
「わかりました。宜しくお願いします。」
私が頭を下げて、村中プロジェクトリーダーの部屋から出ようとすると、
「そう言えば、この間のミーティングの時に出てた契約への追加の件、
中央研究所が動いたの知っている?」
「はい、ヨーロッパの企業に打診をしたと聞いております。」
「その結果はまだ聞いていない?」
「はい。その後どうなったかまでは聞いておりません。」
「俺が聞いた話では、どうやらヨーロッパの企業から相当吹っ掛けられたらしいよ。」
「え?ですが、照明事業部は何事もないみたいに言っていたじゃないですか?」
「ねぇ~。だけど、照明事業部も実際はお金を払っているみたいだよ。
ただ、噂に聞いている金額よりも一桁以上安い金額だったみたいだけど。」
「そうなんですか!?」
「そうみたい。それを照明事業部が単体で払っているから、
俺達にはそのことを報告する義務もないわな。」
「・・・先ほどは中央研究所が多額と言われてましたけど、
照明事業部は一桁以上安い金額と言われましたが、
実際どのくらいの金額なんですか?」
「気になる?気になるよねー!お金のことだし!
中央研究所が要求された金額は・・・
3億円!!」
「3億ですか!?」
「そう。で、照明事業部は・・・
1千万!!」
「え?だって、同じ契約でしょう?どうしてそんなに違うんですか??」
「まあ、そこは向こうに柊ちゃんが行っていて、
信頼がなしえたんじゃないのー。」
「・・・それなら柊君にお願いして中央研究所の分も
やってもらった方がいいんじゃないんですか?」
「ああ、それで動こうとしたみたいだけど、
どうやらヨーロッパの企業からは別の事業部だからと
すでに先手を打たれてたみたいよ。」
「別の事業部だから、柊君は関係ないと?」
「そうみたい。同じ会社なのに苦しい言い訳だけどね。
向こうは事業部が違えば別の会社だと言ってきてるみたいよ。」
「いや、それはまた違うような気がしますが・・・。」
「そうなんだけどね・・・。
契約締結が照明事業部が締結しているいるからって突っぱねてるみたいよ。」
「そんなことって・・・。」
「まあ、向こうからしたらお金を取れるチャンスだからね。
こうなることを予想して、照明事業部と契約をしたんでしょう。
そして、こうなることを持ち掛けたのが照明事業部のあの古狸なのよ。」
「・・・川村部長がですか?あんなに人が良さそうなんですけど・・・。」
「見た目だけね。腹の中は真っ黒なのが良く分かるだろ。」
「・・・はい・・・。」
私の返事に笑いながらうなづく村中プロジェクトリーダーだが、
そのことを読み切っているということに私は驚きを隠せなかった。
たぶん・・・私達は・・・この人の手の上で転がっているだけなんだろうな・・・
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。




