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白き星に祈りを込めて  作者: ななしとせ
第7章 スコルプ異形体討伐作戦
72/76

『 』

 灰色の煙が夕闇へとたなびく


 あれは砕かれた命の残骸


 もう命はない、全て消え去った・・・


 だから星に祈り、世界を終わらせた。



 ・・・世界は消え・・・木漏れ日を浴びていた


 穏やかな街に、柔らかな陽の光が暖かい


 大地が豊かな実りを与える


 鳥がさえずり命を営む


 子供達が笑い、無邪気に遊ぶ・・・


 ここは熱い命に満ちている。



 新たな時が紡がれた


 これからも紡がれるのだろう。


 今は無き主神に感謝を、恨みはない


 ・・・白い星が浮かぶ、あれはまだ死の星


 遥か未来に蒼き希望を託しましょう。


 そこに私達はいらない。


 金は役割を終え、銀は消え、今は銅の刻


 愛しい子供たち、これで良いのでしょう。


 ここは暖かいですね。


 私とよく似た石像の側に腰を下ろすと


 木漏れ日がとても優しく暖かい。


 ここで報いを受けましょう。


 だけどエミテよ、今はまだお待ち下さい。


 今はこの温もりを少しだけ感じたい。


 光をありがとう・・・

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