91 ギルド探検 お花見
投稿おそくなりました。本当にごめんなさい。
2階の奥の部屋に私達がはいると、そこはまるで道場みたいな部屋だった。その中心にゴブリンみたいな置物があって、サマーがそれに殴りかかっていた。そして、サマーが殴りかかったゴブリンの置物は倒れた後、起き上がり小帽子のように再びたちあがった。そして、点数みたいなのが表示された。
「あっ二人ともここに来たんすね。」
と、サマーが振り向いて、私たちに声をかけてきた。私はキョロキョロと見回して、
「ここは?」
と、サマーに聞くと、サマーはゴブリンの置物の奥の方を指差しながら、
「ここは訓練所らしいっす。ここでは様々なスキルや攻撃技などを練習することができ、威力も見ることができるらしいっす。的はゴブリンとスライム、ゴーレム、ラット、オオカミの5種類から選べて、敵の防御力も自由に変えれるみたいっすね。それで自分のバフを組み合わせた威力がこの2800らしいっす。」
と、サマーが説明してくれた。なるほど今まで分からなかった攻撃力を自分の目で確かめる事ができるようになるんだね。それだけで無く、スキルなどの使用をギルド内で練習することによって、自分の手の内も隠せるね。
「自分の技についてもある程度目安をつけれるようになるのは便利ですね。」
「それにここなら秘匿できる。第一イベントみたいなときとっておきができる。」
私がそういうと、2人とも頷き、
「確かに、隠し玉は持っておくべきですね。」
「前回みたいに負けたくないっす。なおさらここで隠し玉の練習すべきっすね。」
と、シロンは納得して、サマーは燃えていた。よほど第一イベントでの敗北が、嫌だったのだろう。私もだけど、サマーもかなり負けず嫌いだ。私も後でスキルの威力など調べて検証すると思う。
やっぱり知っているのと知らないんじゃ変わってくると思うしね。私達は一度その訓練所からでて3階に行くことにした。サマーは3階から見て回っているらしく、今度は下に下っていた。
私達が3階に向かうと今までの部屋よりさらに大きい部屋が4つあった。今までのような、ギルドメンバーの部屋と違ってちょっと豪華な部屋だ。
そしてその大きな部屋にはパソコンみたいなモニターが付いていて、そのモニターには現ギルドメンバーが書かれていて、その下に追加などの文字が書かれている。ここは恐らくギルドマスター用の部屋だと思う。つまりこの機械でフレンドをギルドに、誘えるみたいだね。じゃーこの部屋は私達の誰かの部屋になるかな。とりあえずここも後回しでいいかな。ギルドマスター決まってないし。
「この部屋はセミスミの部屋でいいと思います。シロンたちのリーダーですから。」
と、シロンがいった。あれ?私いつの間にかギルドマスターになっていた?まぁそれはいいか。
そのギルドマスター用の部屋を出てすぐ、別の部屋の扉があったため空けてみる。そこは、温室になっていて、植物を育ててくださいと言わんばかりに、土や肥料など置かれている。もしかして薬草とかを育てることができるのかな?まだ薬草の株分けなどもしてないし、埋めれるものがないため、一旦保留とするけど、
「ここで育てて、二階でポーションづくり。最高の地産地消ができますね。」
と、シロンが笑いながらそういった。このギルド、ほんとに私のためにあるみたいに薬師の職業にちょうどいいギルドハウスだ。
「とりあえず、すぐにはできないから後回し。」
私はそういってその部屋からでて3階の最後の扉をあけた。3階の最後はテラスとなっていて、ちょうどいい机も一つあるためちょっとした会議やお花見などできそうだ。ギルドハウスの横に立っていた桜もかなり綺麗でテラスからよく見える。
「ふふ。地下とは違ってまさに花見のできる場所ですね。桜があんな近くにあります♪」
と、シロンもかなり興奮しているみたいだ。私はふと思った事を口にした。
「食べ物買ってここでギルドハウス完成のお花見をしない?」
私が、そういうとシロンも食いつき、
「大賛成てす!早速にゅいとサマーにも伝え、準備しましょう。」
と、シロンがそういうと、早速来た道を戻って2人を呼びに行った。あまりの行動の早さにあっけに取られるレベルだ。でも私も自然と笑顔になっている自覚がある。これからギルドメンバー増えるかもだけど、この4人でのお花見は私も楽しみだ。




