81 逸樹の部屋
しばらくして食べ物が減り始めた時
「ハーイ、注目。」
俺はみんなに声を掛けるとみんなが一斉にこっちを見た。いやいや、いきなりしーんとならなくてもいいからね。
「みんな食べてるか?足りないものがあったら遠慮なく言うように、お酒組はビールばかりじゃ飽きるから他に出しておくから飲み方は十六夜に聞いてくれ。。逸樹と勇気はどうだ?」
「親父、腹はいっぱいだからもう良いよ。それよりスマホ出して下さい。」
「同じく僕のも」
俺は、先にお酒組のお酒を出した。よくわからんから、とりあえず、日本酒、焼酎、ウイスキー、ブランデー、あと缶のチューハイやらカクテル系の物を買ってテーブルの上に置いておいた。
「お酒組は此処に置いておくからな。また、必要なものがあったら言ってくれ。」
すると、飲まない美恵を筆頭に楽しそうにお酒を持って自分たちの席に戻っていった。
それから俺は自分の使っていたスマホを【異世界情報収集】で買ってみた。意外にも買えたしかも定価だった。それより向こうでは俺達はどんな状況になっているのやら。失踪者扱いなのかな。多分事件って事になってワイドショーを賑わしているのかな。ま、帰ってから聞いてみよう。
それからスマホを見てみたら案の定、電波は来ていませんし、WIFIもつながっていません。それから逸樹と勇気のスマホも買って、子供らに渡した。
「残念だったな。電波は来ていない。」
それを言うと、
「そんなの当たり前じゃん、はじめから来てると思っていないよ。スタンドアローンで遊べるゲームなりするから。」
横で勇気も頭を振っている。
「パパ、どうせならテレビとP○4出してよ。それと魔力電源コンバーターみたいの創って、そうすると電化製品使えるでしょ。」
勇気も遠慮なく言ってきた。
「分かった。出してやる。何処にだ?」
そう言うと二人は「イェーイ」とハイタッチしていた。
「もちろん、俺の部屋でいいよな」
横で勇気がオッケーと言っていた。
「じゃ、美恵、ちょっと逸樹の部屋行ってくるぞ。」
そう言うと美恵が、
「ちょっと待って、えっと、キムチと生センとユッケ、鶏の唐揚げと焼鳥と枝豆、まぁそんなもんか、宜しく。」
「注文入ります。キムチ3、生セン3,ユッケ3、鶏のから揚げ3、焼き鳥3、枝豆3」
そう言って頼まれた品をテーブルの上に出して、逸樹の部屋に移動した。
逸樹の部屋に入りテレビを設置するなら此処だろうって場所に行き、
「逸樹、この壁にテレビ付けるぞ。」
そう言ってテレビを購入するために【異世界情報収集】でテレビを見てみると大量に出てきたのでとりあえず日本製に限定してみた。するとP○4と同じメーカーのテレビを発見、ブ○ビアの75型。それと壁掛けユニットを一緒に買った。流石に75型になるとダンボールもでっかいな。ダンボールから取り出し壁に設置してみた。重さも40kg弱だから片手で楽々だった。P○4とコントローラーとか付属品はそこら辺に置いた。それから配線っていうか電源ですね。壁にコンセントを創ってみた。それに【魔法具作成】で魔法陣を書き込み100Vが流れる様にした。そこにテレビのプラグを差し込み、テレビの主電源をいれると、カチッと音がなり画面に初期設定の画面が出ていた。そんな事はアンテナ線が来ていないので無視。次はゲーム機だ。箱から取り出し、テレビにセットして、電源プラグをさっき作っったコンセントに差し込んだ。
「おおっ、電源入った。親父サンキュー、それとソフトもお願い。」
そう言って何本かソフトの名前を言われたが全くわからんだ。だから言われた通りのものを買った。
「これでいいか?」
言われたソフトを渡した。なんか金銭感覚が狂ってるな。日本だったらこんな事しないだろうな。
「ありがとう。パパ、じゃ、兄ちゃんやろう。」
二人は床に座り、コントローラーを握りテレビ画面を見始めた。
「二人共程々にな。夜遅くまでするなよ。」
「「はーい」」
二人共凄く良い返事だ。でもこっちは見ていないけどな。
俺はまた食堂に戻った。




