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48 女風呂

 美恵はウルメラとオリビエをお風呂に呼んだ。


 着替えを持った二人は揃ってすぐにやって来た。


「「お待たせしました。ミエさん。」」


「全然待ってないよ。」


 3人は脱衣所に入り服を脱ぎだした。


「ミエさんのブラジャーっていうの良いですよね。前に見たときも凄いものだなーと思っていたんですよ。」


 オリビエがそう言うとウルメラも食いついてきた


「そうですよね、絶対良いですよね。私なんか冒険者やっているじゃないですか、だから戦闘中革鎧の中で胸が揺れて痛い時が有るんですよ。それでなるべく革鎧付ける時は胸を布でキツく巻いて揺れにくくしてるんですけど、締め付けているか痛いし、苦しいし、良いことないんですよ。でもブラジャーをつけていたらそれを軽減できそうだなっておもっていたんですよ。」


「向こうの世界ではブラジャーって一般的なんですか?」


「そうだよ、女性はほとんどつけているかな。いろいろ、種類があるよ。可愛いのからかなりやらしいのとか。色も柄もいっぱいあるよ。もし、ヒロヒロが向こうの世界に行けるようになったら、一緒に買いにいこうね。」


「「はい、是非に。」」


 服を脱ぎ終え露天風呂に出た。


 3人は掛け湯をして、体を洗った。


「こっちにも石鹸ってあったんだ。」


 美恵が言うとウルメラが


「ありますよ、ちゃんと。でも、あんまり使いませんね。クリーンありますし。」


 オリビエは


「そうですよね、私は石鹸って、いつ使うのか分からなかったんですよ。」


「そうなんだ。でもこっちにはシャンプーって言う髪の毛を洗う専用の洗剤はないみたいね。」


「へぇ、そんなの有るんですか。」


「向こうにはいろんな香りのシャンプーが有るんだよ。あと、向こうの世界は髪型をいろいろ変えるから髪の毛が傷むの、それを補修するコンディショナーとかトリートメントとか色々髪の毛の為の商品が有るんだよ。髪の毛の色を変えるなんて、当たり前。」


「凄いですね。髪の毛の色を変えられるなんて、ちょっとやってみたい。」


 ウルメラがそう言うと、


「それぐらいなら、ヒロヒロに頼めば簡単に出来るんじゃ無いかな。今度聞いてみたら?」


「良いんですか?そんな事頼んでも。」


「いいの、いいの。ヒロヒロなんかウルメラにそんな事頼まれたら鼻の下伸ばして張り切っちゃうよ。」


 そう言って美恵は笑った。


「それにしてもヒロタカさんって凄いですよね。何でもできちゃうって感じですよね。」


 オリビエがそう言うと


「本人の前では絶対に言っちゃ駄目だよ。調子に乗っちゃうから。」


 お湯を流すのにシャワーを発見した。


「おっ、シャワーだ。みんな知ってる?」


 美恵がシャワーを指差すと二人がそちらを向いた。


「なんですかそれは?」


「これは向こうの世界でシャワーと言って。」


 そう言って、美恵はノズルに魔力を流すとお湯が勢い良く出てきた。


「見ての通り、お湯がこんな風に出てくるのでした。」


 二人は「おおっ」と驚いていた。そして、シャワーで泡を洗い流し、湯船に浸かった。


「それにしても、ヒロタカさんの魔導具って凄いですよね。あんなに色々創れるものなんですか?」


 オリビエが聞いてきたので


「どうなんだろう。そこら辺はよくわからないけど。ヒロヒロは魔法陣を貼り付けて線で繋いで創るって言ってたよ。」


 二人は難しい顔になっていた。


「魔法陣て貼るものなんでしたっけ?」


「いや、違ったはずだ、見本となる魔法陣と同じ風に書かないと発動しなかったはず。」


 二人して、魔法の話になりそうだったので、


「ハイハイ、魔法は良いの。女同士ならまずは恋話よ、こ・い・ば・な。ウルメラとオリビエは彼氏とかいないの?」


 その話題を出した瞬間、二人の顔に縦筋が入り下を向いた。


「なに?ホント、まさか今まで付き合った人居ないとか?」


 二人は湯船に顔が入ってしまうぐらいうつむいてしまった。


「何してんだか。こんなに可愛くて、いい体してるのに。」


 そう言って、美恵は二人の胸を鷲掴みにした。


「「きゃっ」」と二人は驚いた。


「ええもん持っとんのやで勿体無いで。」

 

 何故か美恵の口調がおっさん臭いのはお愛嬌。


「ウルメラなんて、冒険者にいい男居そうなのに。」


「それが、私より強い冒険者がいいと思ってて、結構前にバーティーを組んだ時にこの人ならと思った時が有ったんですけど、その人は妻帯者でした。2番目で良いからと言ったら、俺は妻一筋だって言われました。」


 ウルメラはがっくりとうなだれた。


「勿体無いわね。こんな可愛い子からそんな風に言われたら、ヒロヒロだったらめっちゃ悩んでるでしょうね。」


 笑いながら美恵が言うと、ウルメラが顔を赤くした。


「いやいや、まさかウルメラ、ヒロヒロ狙ってる?」


 冗談っぽく美恵が言うと


「あ、い、いえ、そ、そんなつもりで、」


 ウルメラは焦ってキョドりながら返事してきた。そんな返事の仕方したらバレバレじゃないと思い美恵はハァとため息を一つついて


「ヒロヒロ意外といい人やけど、会って1日しか経ってないんやから、もっとよく見ないと。でもよく見てもあげないけどね。」


 ちょっと美恵も焦って居たのか口調がおかしかった。 


 焦った自分が可笑しかったのか美恵は笑った。するとウルメラもぎこちないが笑った。


「まさか、オリビエは違うよね。」


 そう言って、オリビエを見たら、オリビエは目を外らした。


「な、なんやて、異世界はおっちゃんが人気あるんか。なんで、私の周りにはイケメンが来ないんだ。おばちゃんはダメなのか。そ、そんな事より、ヒロタカにハーレムルートのフラグを立たせる訳にはいかない。断固阻止させてもらう。そんなフラグなんてベッキベキに折ってやるんだ。妻の力思い知れ。」


 美恵はわけの分からない事を叫んでいた。


 そこから美恵は弘隆の恥ずかしい情報を暴露していたが、それが効果有ったかはさだかではない。


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