46 ATMほしいです。
行ったトイレに驚いた。綺麗だった。現代のトイレと変わらないぐらい綺麗だった。小便器があり、個室の大便器もちろん洋式、おれは小便器で用を足し終わり、水を流そうとしてボタンを見たらそれは魔導具だった。俺はそれに魔力を流すと便器が光り綺麗になった。クリーンだった。
俺はもう一つ思い出したことが有り個室の方に入って鍵を掛けた。
俺は【マップ】ギルドの周辺を見て人が居ない場所を確認し、俺は【転移】で移動した。
ギルドに入り受付カウンターを見た、クレアさんが居たのでそこのカウンターに行った。
「あら、ヒロタカさん、こんばんは、何か忘れ物でも?」
「こんばんは、クレアさん、違いますよ。ちょっと現金を下ろしたくて。」
「いかほど下ろされますか」
「金貨1枚、大銀貨1枚、銀貨10枚でお願いします。」
「はい、分かりました。それでは、魔道具にカードをお願いします。」
無事お金を下ろす事ができ、帰ろうとしたとき、
「あっそうだ、クレアさん、お肉要ります?」
突然の話に何の事か分からず困った顔をして居たので、
「ゴールデンニードルベアの肉が大量に有りまして、家族では食べきれないので、いかがですか?」
納得が出来たようで
「御言葉に甘えて頂きます。」
「出来れば何か入れ物はありませんか?」と言おうとして、思い付いた。俺は、おもむろに【アイテムボックス】から木材ブロックを取りだし、【木材変形】でピクニックバスケットを創った。結構いい出来だ。
どうせならと思い、【クリエイトスキル】で、【時空魔法】を創り、さっき創ったピクニックバスケットの中を【魔法具作成】で時間凍結させた。結構いい出来だ。売り物にできそうだ。そして、その中にお肉を5キロ程入れて、クレアさんに渡した。
「あ、ありがとうございます。」
なんか、微妙な反応だ。しかも、周りもさっきまでの喧騒も無くなり静まり返っていた。
今気づいた。俺はやらかした。でも、そんなの気にしない。
「えっと、ピクニックバスケットの中は時間凍結させてありますから腐りませんからね。じゃ、失礼します。」
そう言って、俺は足早にギルドを出て、人気のない所に行き【転移】を使い、トイレに戻ってきた。
俺はテーブに戻るとみんな食べ終わっていた。席に座ると美恵がニヤニヤし小声で、
「ヒロヒロにしては難産だったね。」
美恵は見当違いのことを言っていた。
「違います。ギルドに行ってちょっとお金を下ろして来ただけです。」
俺がそう言うと、美恵は右手を出してきた。俺は銀貨を渡すと美恵がゆっくりと首を横に振った。俺は改めて金貨を美恵の手の上に渡すと美恵はゆっくりと首を縦に振った。
「金貨ゲット、よし、何を買いに行こう。」
いや、違うし、
「じゃ、帰ろうか。」
そう言うと、店員を呼んでお愛想してもらった。
「大銅貨18枚になります。」
「カードって使えますか?」
俺が聞くと
「ちょっと待ってくださいね。」
そう言って、店員は魔導具を持ってきた。
「ハイ、どうぞ」と言ってきたので魔導具にカードを乗せたら、光りだした。その瞬間勇気が「ワオーン!」と叫んだ。分かったのは。俺らの家族だけだった。他の人は何の事か分からず首を傾げていた。
ごちそうさまと口々に言いながら店を出ようとした時、俺は店員に
「お店の名前なぜ、でっかいドワーフなんですか?」
と、聞くと、
「うちの店長、ドワーフなんですが、他のドワーフより小さいんですよ。だから、背は小さいがでっかくなってやるとこの名前にしたみたいなんですよ。」
ありがとう、と言うと俺達は店を出た。




