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37 奴隷ギルド

 俺達は外にでて、


「次はオリビエとの奴隷契約でしたね。すみませんがワグネルさんお願いできますか?」


 ワグネルは噴水の方を指差し言った。


「奴隷ギルドは噴水の向こう側。西地区になります。それでは行きましょう。」


 一行は大通りを進み、奴隷ギルドに向かった。

 

 途中、大通りには屋台が並んでおり肉を焼くいい匂いがしており、美恵と勇気が物欲しそうにこっちを見ていたが、無視した。だって、お金もってないからね。


 奴隷ギルドに到着した。そこも、冒険者ギルドと同じで、大きな建物だった。


「ワグネルさん、奴隷ギルドって、大きいですね。それにこんなに堂々としているとは思っても居ませんでした。」


 ワグネルはなぜ?って顔でこっちを見ていた。


「ヒロタカさんのラノベではどんな風に書かれていたのですか?」


「そうですね。奴隷商はどちらかと言うと裏の仕事的なものに書かれていましたね。国からは奴隷自体は認められて居ますが、奴隷商自体はなんだか悪いものの様に書かれて居ましたね。奴隷を汚い部屋で閉じ込め買い手が着くまで死なない様に生かさず殺さずみたいな感じでした。」


 そう言うとワグネルは


「ハハハ、それはひどいですね。この世界ではそんな事はありませんよ。でも、一部奴隷はそれの対象外ですけどね。まっ、立ち話もなんですから。入りますか。」


 俺達は奴隷ギルドの中に入った。


 そこは、普通に市役所みたいだった。


 カウンターが有り、その中で職員が書類仕事をしていた。


 すると。女の職員がこちらに気づきカウンターの中から出てきて駆け寄ってきた。


「こんにちは、私はスカーレットといいます。この度は奴隷ギルドにどのようなご用件で?」


 と、挨拶をすると。何かに気づいたようだった。


「あら、ワグネルさんご無沙汰しています。こちらに来られるなら連絡をいただけたらお迎えに行きましたのに」


 と、何か微妙な物言いに、ワグネルさんって顔が広いなーって思いながら、聞いていた。


「こんにちは、スカーレット。今日はこちらのヒロタカさんの用事で来たんだ。私の用事は少しだけだからあまりきにしなくていいよ。」

 

 ワグネルは、俺の紹介をしてくれた。


「それでは、ヒロタカさん今日はどのようなご用件で?」


「今日は後ろに居るオリビエの正式な奴隷契約と奴隷商とその奴隷の遺体をどうすれば良いのかを聞きに来ました。」


 そこまで言うと。スカーレットはなんの事なのか分からない顔をしていたので、詳しく説明した。


 説明し終えると、スカーレットは


「大変でしたね。まずは、オリビエとの奴隷契約でしたね。それでは、こちらのカウンターにどうぞ。」


 そう言って、スカーレットは、自分が出てきたカウンターに俺達を呼んだ。


 そしてカウンターの下から魔導具らしきものを取り出した。


「それではヒロタカさんはこちらのパネルに手を、オリビエはこちらのパネルに手を置いて下さい。そして、ヒロタカさんはパネルに魔力を流して下さい。それで終わりです。」


 そう言うと俺はパネルに魔力を流した。パネルとオリビエの首輪が光、静かに消えた。


「はい、これで契約終了です。ヒロタカさんは奴隷契約は初めてですか?それでしたら奴隷について説明させていただきますけど、いかが致しましょう。」


 俺は振り返りみんなを見て、って、周りに居たのはオリビエとワグネルと俺の3人だけだった。他の人はみんな壁際のソファーに座って何か喋っていた。


「説明をお願いします。」


「それでは説明致します。奴隷の種類について、奴隷には税金奴隷、軽犯罪奴隷、重犯罪奴隷、その3種類が有ります。まずは、税金奴隷は税金の滞納により奴隷になった者を言います。滞納額の多さにより奴隷年数は決まってきます。軽犯罪奴隷、重犯罪奴隷も罪の重さによって、奴隷年数が変わってきます。」


 俺はこの世界には刑務所が無い事に気づいた。


「それでは税金奴隷には、衣食住の保証する事で、非人道的な行動以外の命令できます。むろん性的命令は認められていません。それと戦闘行為は本人の意志で決められます。奴隷に対しての報酬は基本いりません。主人の判断でお願いします。そして、奴隷開放は年数で決まっており、それ以外では開放されません。そして、年1回は奴隷ギルドに来て、生存の確認と待遇の状況を聞くことになっております。オリビエは登録情報で見たら、奴隷年数は5年となっていました。」


「次に軽犯罪奴隷は年1回の奴隷ギルドでの確認が無い事以外は税金奴隷と一緒です。最後に重犯罪奴隷は軽犯罪奴隷の戦闘行為を命令、性的命令が認められている版となっています。」


「それと、奴隷の情報は国が管理しており、国が登録していない違法奴隷を使った場合、主人も罰せられます。奴隷を買う時は奴隷ギルド公認のお店でお願いします。もし、奴隷を他の人に売る時も奴隷ギルドに来て、手続きをお願いします。それと、奴隷は人です。開放されると一般人ですお忘れなく。もう一つ、奴隷は主人の命令を背くと痛みを感じますが、それでも命令に従わない場合は奴隷ギルドにお申し付け下さい。奴隷で使えない者は死刑になるか、強制労働施設に入って、戻ることはありません。」


 スカーレットはサラッと恐いことをいっていたよ。


 俺は、オリビエに向き、


「ヨロシクね、オリビエ」

 

 と、握手をした。



 



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