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23 回復魔法

お読み頂きありがとうございます。

ブックマークが40件に届きました。

そして、初めて評価を頂きました。ありがとうございます。

お読み頂いて、面白くない、イマイチだなと、思いましたら、低い評価を入れて頂けると、これからの糧になりますので、自分勝手で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

我が黒歴史の為に頑張って行きますので、生暖かい目で見守って頂けると幸いです。

それでは、失礼します。

 倒したゴールデンニードルベアはとりあえず置いておいて、負傷者を確認する為に視界の矢印を見た。一番近くにいたのはゴールデンニードルベアと戦っていた冒険者の女の人だった。さっきは急いでいたので名前までは確認していなかったが、ウルメラという名前が表示されていた。


 俺は、彼女に近寄り声を掛けた。


「大丈夫ですか? 今、回復します。」


 間抜けな、声のかけ方だった。大丈夫な訳ない、身体中傷だらけになり、右太股にゴールデンニードルベアの棘がささっていてなんとか倒れずに耐えている状態なのだ。あわてて、【回復魔法】を掛けた。


「ヒール!」


 初めて使うので、魔力を込める量がイマイチ分からないので、ちょっと多目かなって位の魔力を込めてみた。


 彼女の体が光に包まれ、光が収まると体の傷は無くなり、刺さっていた棘が足元に落ちていた。


 彼女は立ち上がり俺に近付いてきて


「ありがとうございます。」


「いえいえ、次の人の所へ行ってくるよ。」


 俺は、次に近い人を矢印で見て走っていった。


 次の人はワグネルとエルム表示され、矢印は幌馬車の中を指していた。


 幌馬車の中に入ると3人倒れておりゴールデンニードルベアの棘が刺さっていて奥の二人がワグネルとエルムみたいだ。とりあえず状態の確認もせずウルメラと同じく魔力多目のヒールを意識のない二人に掛けて最後の一人に向かった。


 最後の一人のオリビエは隣の馬車の横に倒れていた。


 近付きヒールを掛けようと彼女を見ると酷い状態で左腕の肘から先が千切れていた。俺は、十六夜に


(部位欠損ってヒールで直るのか?)


『先ほどのヒールの倍ほど魔力を込めて頂ければ再生致します。』


 言われた通りにヒールを掛けると、彼女の全身が光り、その光がなくなった左腕に集まり腕の形になり光が消えると腕が再生されていた。

 

「うぅっ、ん」


 彼女が目覚めたようだ。俺は、彼女の体を起こし近くの馬車の車輪にもたれさせた。


「大丈夫か?」


 彼女は目を開けくびをふり周りを見た後、俺を見た。


「あなたが助けて下さったのですか?」


「ああ、残念な事に助けてあげられたのは、君を入れて4人だけだ。そうだ、俺は、佐々木 弘隆といいます。」


「ありがとうございますササキ様。私はオリビエと言います。貴族様に助けて頂き誠に感謝しております。」


 オリビエは立ち上がり、頭を下げた。


 頭を上げたオリビエを見て、少し驚いた。オリビエの伸長は俺と同じ位で170センチメートル位かな、髪は銀髪で綺麗なストレートで、スタイルも良さそうDカップは有るかな腰は服のせいであんまり分からないが脚は長い、顔は綺麗系でいて優しい感じが溢れ出ていた。そして、それより何よりオリビエの頭の上には耳がついていた。ハイ!ケモミミ来ました。こんな状況じゃなきゃ叫んでたね。

 

 って考えながらオリビエの耳を見ていたら


「申し訳ありません、ヒロタカ様。私は狼人です。お見苦しいですが、お許しを」


 オリビエをよく見たら首に首輪がついていた。日本に居た俺から見るとただのお洒落にしか見えない。服も質素だったのはそのせいだったか。


「オリビエさん、すみません私は名字を持っていますが貴族ではありません、弘隆と呼んで下さい。それの方がこちらっぽいですしね。それと大変お伺いしにくいことなんですが、その首にされているのは」


 オリビエは少し不思議そうな顔をしたがすぐに戻り答えてきた。


「はい、私は奴隷です。ですから、ヒロタカ様はその様に私に丁寧なお言葉使いはご無用です。」


「あっ、ごめん、なんか嫌なこと聞いちゃったね。」

 

 ちょっと気まずい雰囲気になり掛けたとき、助けた残りの3人がこちらにやって来た。


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