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15 狩り終了

hirotto2です。

いつもお読みいただき、有難うございます。

ブックマークが20を超えました。ちょっとづつ増えて行っているので、毎日が楽しいです。

こんな、下手くそな話ですが、末永くお付き合い下さい。

「おーい!逸樹」


 と、呼ぶと、逸樹の横には普通のサイズの虎が居た。意外とでかい。それに色は緑ってなんだろな。虎柄じゃなく、迷彩柄っぽくなってるし。


「行くんか親父?」


「そうだ、行こうか。もうちょっと狩ったら、一旦戻ろう。村の場所も分かったし、後、転移作ってるから移動楽勝だ!それと、フォレストタイガーって、ホウベはどうした?」


「あぁ、これね、召喚で色々呼んだんだけど、こいつが一番見た目がカッコ良かったんだ。」


「それで、ホウベはどうした?」


「えっと、返した。」


 あまりにも素っ気ない返事にびっくりした。


「結構可愛がってたじゃないか。愛着は無いのか?」


「いや、無いことは無いけど。どうせなら村とかで家を立てたときに番犬にでもしようかなと思って。とりあえず、今は狩りでしょ、何か有ってやられたら、可哀想だし。」


 一応、逸樹なりに考えていたらしい。


「そいつ、フォレストタイガーっていうのか」


 探知に出ていた名前を見て言った。


「そうそう、フォレストタイガーって言うんだ。でもちょっと長いな。」


 来たよ、逸樹の名前を略すの


「フォレストタイガー、フォタ、レスト、ストタ、フォガー、フォイガー、うーん、どれも微妙だな。フォレストは森、タイガーは虎だから、もりとら?しんこ?」


 うわぁーそれないわと思ってしまった。レストで良いだろ。


「いや、違うな。緑の虎だからみどこ、りょくこ、こりょく、ころく。」


 おっ意外といいぞ、ころくって良いぞ。俺ならころく、か、レストだな。


「やっぱり、フォガーだな。」


 いいさ、お前の召喚獣だからな。


「フォガーか70点ぐらいだな。」


「じゃ、親父ならなんなんだよ。」


「ころく、か、レスト、だろ。」


「あーイヤダイヤダ、これだからネーミングセンスの無い大人は。」


 そう言いながら肩をすくめ首を降っている。


「そんなことより、親父。これから親父タクシー開業だね。これからこれで稼ぐ?めっちゃ儲かりそうじゃん。」


 逸樹は、会話をバッサリ切り、笑いながら話してきた。


「それでさ、どうやって村の位置分かったん?なんかスキル創ったな、【マップ】か、そうだろ、正解だ。」


 自信満々に答えてきた。


「おお、おしい。それも創った。」


 逸樹はちょっと悔しそうに、


「じゃ、何?」


「ちょっと秘書を雇ったんだ。」


「親父、美人か? ロリか? 何処に?」


 キョロキョロと、探す逸樹。めっちゃ食いつきいいな。


「脳内秘書じゃ、でも、音声は女性だ。」


 逸樹はがっくりし、


「親父、触れないからってエロい事言わせてたら、セクハラやで!」


 それも有ったかと思いつつ、


「お前もかわいい召喚獣でてもセクハラすんなよな」


 と、親子の会話らしからぬ会話を終えた。


(十六夜、今からオーク倒すがオークの肉は食えるのか)


『はい、豚肉に似ております。高ランクの魔獣になるほど美味しくなっております。』


(じゃ、あまり、潰さない方がいいけど、俺ならどんな攻撃が良い?)


『弘隆様なら、オーク程度でしたら、真横に転移後、頭部を魔法の塊などで貫き、収納後、拠点で解体でよろしいんじゃ、ないでしょうか。』


(ありがとう。)


『いえ、お気をつけて』


 俺はその場でいきなり


「アイスバレット」


 地面に親指大の氷の塊のアイスバレットを放つと、深さ20センチほどの穴が開いた。


(十六夜、今のアイスバレットでオークの頭を撃ち抜けるか?)


『はい、十分です。ランクDなら大丈夫です。ランクCですと、もう少し魔力を込め硬度あげ、速度を出した方がよろしいかと。』


「おーい、親父、危ないし、いきなり魔法をぶっ放すのは、止めてくれよ。それに、その後ボーッとしてるし、大丈夫か、」


 俺は、少しボーッとしていたらしい、そりゃそうだ、十六夜と話していたんだから


「悪いな、逸樹、今、十六夜に、今の魔法でオーク倒せるか、確認してた。」


「まさか、親父、十六夜って、脳内秘書か?中二病全開の名前じゃないか」


 ジト目で俺をみてる逸樹に対して貫禄を持って


「そんなの気にしませんが、何か?」


(勝った。一刀両断だ。流石俺。)


 胸を張り威厳たっぷりの俺に


『はい、お見事で御座います。』


 まさかの、十六夜の返答に俺はその場に膝から崩れ落ち、がっくりうなだれ、脳内会話の難しさを知った。


 今のタイミングはスルーしてよ、十六夜


「何やってんだか親父。じゃ、行こうよ。」


 俺は立ち上がり、


「よし、いくぞ!」


「俺ら○京さ行ぐだ」


 逸樹のボケはスルーして、マップを見て、手近のオークの20メートル位離れた所に転移した。


「よし、逸樹、ちょっとここで待ってろ。」


 そう言うと俺はもう一度転移しオークの真後ろ手が届く位置に転送し、魔法を放った。


「アイスバレット!」


 オークの後頭部に氷の礫がめり込み額から飛び出し、数メートル離れた木に刺さった。オークは膝から崩れ落ち倒れた。


「やったか?」


俺はすぐさまオークを収納した。


「潰れていないオークをゲット!」


 そして、俺はまた、転移でちょっと先に居る逸樹の横に行った。


「親父、この距離で【転移】って、ちょっと横着じゃね」


「【転移】使ったら分かるよ。歩くのめんどくさくなる。」


 逸樹にダメだこりゃ!って感じに見られている。


「逸樹、レベルいくつまで上がった?」


「14まで上がった。前より上がりが悪くなったよ。」


「悪いな、逸樹、今回創ったスキル【必要経験値1/20】は、俺しか発動しないんだ。すまんな」


「じゃ、親父、いくつになったんだよ」


「俺は26だ。」


 なんでって感じで見てくる逸樹、そんなのは放っておいて、アルことを思いついた。


「ちょっと待ってろよ。十六夜と相談だ」


(十六夜、魔法を【転移】で飛ばせないのか?)


『残念ながら【転移】の目的、弘隆様の移動から大幅に外れるため飛ばすことはできませんが、例えば弘隆様が【転送】を御創りになれば目視で目標を確認が可能な距離であれば可能ですが、目標が目視で確認が不可能な遠距離ですと範囲魔法の非精密攻撃なら可能ですが、精密狙撃系の魔法ですと【転送】だけでは無理ですので【神の目】を御創りになり同時で使用されますとその場の情報が分かりほぼ正確に転送攻撃が可能になります。』


(で、【転送】【神の目】レベルいくつから取得できる?)


『【転送】はレベル50からとなっており範囲は【マップ】と連動しております。【神の目】はレベル200からとなっております。』


(【神の目】死角は?)


『弘隆様のレベルを上回る隠蔽系のスキルと視覚阻害系のスキルです。もちろん建物内でも見ることは可能です』


(ありがとう)


『お気になさらずに、』


「【クリエイトスキル】【取得経験値30倍】【クリエイトスキル】【必要経験値1/30】


 次はアングリーボアに狙いを定めて、


「行くぞ、逸樹、」


「おう、頑張れ親父」


「【転移】」


 今回もアングリーボアから少し離れた場所には転移、あんまり逸樹と離れると逸樹に経験値入らないからだ。


 少し歩き、アングリーボアを目視で確認、猪だ、ぱっと見、普通の猪、高さ1.5メートル、体長3メートル位だ


「でかいな、親父。しかし顔がめっちゃ面白い、トイレで気張っとる見たいじゃね」


 と、小声で逸樹が言った。そう、アングリーボアの顔は真っ赤で血管が浮き出ていて怒ってるいる様なのだ。


「お前にはそう見えたのか、俺は怒ってると思ったぞ。じゃ、行ってくる。【転移】」


 俺はアングリーボアの真横に転移した。アングリーボアも気づきこちらに体をこちらに向けようとするが、俺も正面に立たないように移動し、


「アイスバレット!」


 俺の魔法がアングリーボアの側頭部を撃ち抜いた。アングリーボアは倒れた、そして、収納した。俺はレベル38、逸樹はレベル20になった。


「【クリエイトスキル】【取得経験値40倍】【クリエイトスキル】【必要経験値1/40】【転移】」


 この後、クレージーシープ、ビッグスパイダー、ニードルベアーは2匹倒したところで、


「逸樹、少し暗くなってきたから帰ろっか」


「あいよ、腹減ったね」


「焼き肉のタレは無かったな」


「【転移】」


 俺たちは美恵達のいる拠点に帰った。


 この時、弘隆レベル71 逸樹レベル41だった


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