表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強の殺し屋、異世界で魔王になる  作者: 竜堂さくら
第二部『魔王と死神』第六章『世界管理崩壊編』 
406/623

第二部 第181話 怪物群殲滅戦


外界側は。


本気だった。


白い空間を埋め尽くす無数の存在。


観測外者。


執行者。


法則を纏う異形。


巨大なもの。


世界そのものみたいな圧を持つもの。


全部。


士郎と翔へ向いている。


頭の奥へ。


無数の声が重なった。


『迎撃開始』


『怪物群殲滅』


『侵食停止最優先』


『構造拘束開始』


次の瞬間。


空間が閉じた。


違う。


潰された。


上下。


距離。


時間。


全部が折り重なり。


士郎達を中心に白い牢獄が形成される。


同時に。


無数の観測外者が動いた。


法則が降る。


削除。


停止。


封鎖。


修正。


世界単位の圧が一斉に押し寄せる。


笑うものが本気で顔を引き攣らせた。


『いやいやいや!!』


少し間。


『これ外界フルコースじゃん!?』


セレナの目が止まる。


静かな声。


「外界最高位戦術です」


白を見る。


「数で押し潰し」


少し間。


「法則で拘束し」


短く。


「世界ごと処理します」


沈黙。


士郎が周囲を見た。


そして。


少し笑う。


低く。


「……雑だな」


踏み込む。


轟音。


重力が落ちた。


白い牢獄。


法則。


空間。


距離。


全部。


真正面から砕け散る。


だが。


終わらない。


次。


また次。


無数。


執行。


観測。


法則。


押し寄せる。


笑うものが叫ぶ。


『増えてる増えてる!!』


翔が煙を吐く。


静かな目。


前を見る。


「面倒だな」


少し間。


右手が動く。


次の瞬間。


世界が静かになった。


観測外者達。


執行者達。


前列。


違う。


周囲一帯。


唐突に崩れる。


動きが止まる。


観測が消える。


敵意が死ぬ。


笑うものが固まる。


『……え?』


少し間。


引き攣る。


『範囲攻撃になってない?』


士郎が笑う。


重力がさらに落ちる。


白い空間そのものが軋んだ。


「なら」


少し間。


目が細い。


「数減らすか」


轟音。


黒い侵食が。


初めて。


戦場そのものへ広がった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ