アニさんは4次受け、オイラは5次受け ゼネコンの下請けでも今日び5次受けはねぇよ
この物語はフィクションです。
央海歴896年1月1日
9時40分 ヴィザン・ヘロー地区
「おう、ダッチ。マジお疲れじゃーぁん。いやぁ、頑張ってくれたよお前。
俺一足先にさぁ、さっき監視役から隠し撮り見させてもらっけど。お前ようやってくれたよぅーー(;^ω^)。
あんだけ派手にやり合ったらレッカさんの記憶にも、強烈に残るだろうしさぁ。
その上お前はよぅ、ちゃんと企画書置いて来てるんだもん。職人芸だよお前のやり口はさぁ。」
「アニさん、そうですか。お楽しみ頂けましたでしょうか?。」
「おいおい、そんなジト目で俺を見るなよ。思い出し笑いしちゃうじゃないかよぅ。
はいはい、分かった分かったよ。ギャラは約束の400ドロ(約5万6千円)じゃ無くてさ。
色付けて550ドロ(約7万7千円)で払うよ。これで勘弁してよぅ~、フフッ、( ̄∇ ̄;)ハッハッハッツ。」
「ギャラを上乗せしてもらえるなら、オイラは有難い限りですよ。
これ数えて良いですか?。」
「おう、もちろんだとも、現金トッパライなんだから、現金その場限りよ。
ちゃんと数えて後腐れなく決済したいのは、俺も同じヨ。」
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10時00分 同
「後はだねぇ、真面目な話なんだけどさぁ。たぶんまた明日の朝にお願いすると思うよ。
悪ィけどさぁ、レッカさんが首を縦に振るまで続くと思うよ。
明日のギャラだけどさぁ。200ドロ(約2万8千円)だな。
ダッチ、やってくれるかい?。」
「アニさん、オイラにはヤル選択肢以外無いよ。200ドロの成功報酬なんだろう。
やるよ。何も生命維持装置に繋がってる人間の、点滴抜いて来いって訳じゃないんだ。
レッカさんを新風俗に勧誘する仕事、企画書も無理無体の内容でもねーし。
普通にやるから、明日オファーがあれば言ってくれると、オイラはむしろ助かるよ。」
「・・・、お前スゲェなぁ。普通だよ、こんだけ罵倒されて塩投げつけられて、暴力で追い払われたんだぞ。
割りに合わないって言って200ドロなら、引き受けるって言う方が珍しいぞ。」
「アニさん、オイラはクソ低魔力の2Mだよ。
2か月前に20過ぎたから『掘り搾り』を受けたけど、ハズレで2Mのまま。
オマケにブ男・学無し・技能無し・器量悪し・人見知りの6重役満級の屑だよ。
他の人らみたいにさ、仕事選べる余裕も何もねぇーんだよ。
短時間で危険少なく稼げるってんならさ、悪魔に魂でも売るね。」
「はぁ~~っ、徹底してるなぁ(。▰´▵`▰。)
まぁそんなお前だから俺も安心して仕事投げつけられるんだわ。
あっ、これやるよ。事務所隣の混浴大浴場の10枚綴り・入浴券だよ。
その塩落として家かえれよ。じゃぁな。」
「アニさん、ありがとうございます。マジ嬉しいっす。感謝感激◯◯霰っす。」




