第84話
これで魔力があがるのだろうか?。
しばらくはコレを繰り返すしかない。
トレーニングと心霊討伐を終え、高津の下宿に戻る。
中途半端な時間が空いてしまった。
早朝にはレンちゃんを迎えにいかなくてはならない。
いまからトレーニングするには時間が無さすぎる。
今から寝たら起きれない。
今からレンちゃんを迎えに行っても早く到着しすぎる。
まさに『空いた時間をもて余す』とはこの事だ。
・・・とは言え、最近はとにかく時間に追われてばかりだった。
降ってわいたような『考えを整理する時間』だ。
活用しない手はない。
スケジュール帖を引っ張り出す。
本当はスケジュールに沿って、物事をこなすつもりだった。
せめてコレからはスケジュールをたてよう。
6:00 湖畔にて組み手開始
7:30 組み手終了
8:00 転移 異世界→日本 レダちゃんとレンちゃんを連れて来る
8:05 続けてレンちゃんを広島に連れて行く。
9:00 大学で受講(日により受講時間にバラつきあり)
15:00 大学での受講終了(日により受講時間にバラつきあり)
17:00 転移 日本→異世界 レダちゃんを連れて行く
18:00 異世界で食事
18:45 転移 異世界→日本 レダちゃんとアイアちゃんを連れて来る
19:00 トレーニング開始
21:00 トレーニング終了
21:30 転移 日本→異世界 アイアちゃんを連れて行く
21:45 転移 異世界→日本
22:00 トレーニングⅡ&心霊討伐 開始
3:00 トレーニングⅡ&心霊討伐 終了
4:00 シャワー、大学の準備
5:00 レダちゃんを起こす。レダちゃんと二人で広島にランニング
5:30 レンちゃんを迎えに行く。おぶってレンちゃんを川崎の下宿へ
5:35 朝市で朝食
完璧な予定だ。
だか、こんだけパンパンでいつダンジョンに潜るんだよ?。
それ以前にいつ寝るんだよ。
『姿見の事バレちゃったなら、レダちゃんとアイアちゃんは自由行動にすれば?』と思うかも知れない。
だが、それは絶対にダメだ。
俺自身ですら、姿見、一日の限界使用回数を決めている。
不要な場合、姿見は絶対に使わない。
理由は3つある。
①必要以上に使って姿見が割れたりしたらどうする?。
②使っているところを見られて姿見の存在がバレたら?。
③盗賊団のような姿見を知っている輩に姿見を持っている事がバレたら?。
レダちゃんを部屋に閉じ込めようなんて思ってない。
レダちゃんが異世界と日本の事を正しく理解して、ちゃんと秘密に出来るようなら、日本でも異世界でも自由に動いてもらうつもりだ。
でも、好きな時に姿見を使うのは絶対有り得ない。
土曜日、日曜日、アイアちゃんの都合がつく、大学がない時にダンジョンに潜れば?
・・・俺に休日はないのか!?。
週に二回くらい寝させろ!。




