第63話
4:00 起床。 朝食を作る。
4:30 朝食 身支度
4:45 異世界の小屋へ 湖畔に向けて出発
5:00 湖畔へ到着 アイアちゃん、盗賊達も集合。
5:05 組み手開始 盗賊達VS俺 レダちゃんVSアイアちゃん
6:00 組み手相手変更 盗賊達VSレダちゃん 俺VSアイアちゃん
7:00 組み手終了 休憩時間
俺は湖で水浴びする。
日本に帰った時にレダちゃんにシャワーを譲るように。
・・・なのにレダちゃんがスッポンポンで水浴びを始めた。
「あなた何やってるの!?。」アイアちゃんが怒鳴る。
「水浴びさ?。」首をかしげながらレダちゃんが答える。
「この人は何でこんな大きな声で叫んでるんだ?」とでも言いたげなレダちゃん。
「男の人が水浴びしてるんだから、少しは遠慮するべきじゃない!?。」とアイアちゃん。
「私が育ったところじゃ、熊だろうが鹿だろうが一緒に水浴びしたもんさ。
熊や鹿が男か女かなんて気にした事もないさ。」とレダちゃん。
レダちゃんはズレてる。
見つめられるだけで真っ赤になるクセに、裸を見られても全く動じない。
「田舎じゃ動物はほとんど裸さ。
人間も大体裸さ。」との事。
つまり、瞳を覗きこまれるのは、裸をみられるのより恥ずかしいらしい。
しかし、レダちゃんに文句を言うために駆け込んできたアイアちゃんは俺の裸を見てないんだろうか?。
そして一旦解散となる。
アイアちゃんと盗賊達は『鍵屋』を開けるために街へと戻る。
そして俺とレダちゃんは姿見を通って日本へ行く。
誰でもトレーニングとレベリングをすればイヤでも強くなるだろう。
しかしレダちゃんに必要なのは一般常識だ。
それを俺が付きっきりで教える。
アイアちゃんと同じで、目を閉じてもらい手を繋ぎ姿見の中を通る。
今日、異世界に来た時もレダちゃんとは手を繋いだ。
レダちゃんはどうやら『手を繋いで一緒に寝ると子供が産まれる』と思っているようだ。
それも含めて一般常識を正して行こう。
今回、それとは別にレダちゃんにしてもらわなきゃいけない事がある。
それは『滝行』だ。
こちらの世界でも『魔力』は必ず『1』は獲得してもらう。
そうじゃないと異世界で『魔力』を1000獲得したとしても結局『1000×0』すなわち『0』になってしまうのだ。
なのでアイアちゃんにも一度、滝行してもらった。
結構な値段だし、もっと簡単に『魔力』を得られる方法があれば良いが。
レダちゃんを滝行の出来る寺に連れて行く。
レダちゃんのおばあちゃんは日本からの転移者だ。
レダちゃんは日本人もしくはハーフにしか見えないので、あまり目立たない。
俺は大学で授業を受ける。
順調に回っているように見えた。
レダちゃんが滝行を行っている寺は、ちょっと前に俺が魔力を得た寺だ。
寺には滝と鍾乳洞になっている洞窟がある。
洞窟から強い霊気が溢れている。
霊感0のかつての俺ならスルーしただろう。
しかし魔力を手に入れた今の俺は『霊感0』ではない。




