↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
13/20

ドローン!

合体させなければいいんでしょ?


「ACS全員、聞いて!」


「さっきのASSの話、聞いてたでしょ?」


「ターゲット本体のハッキングは諦めて!」


何言ってるの、まゆみ! そんなことしたら……


「最後まで聞いて!」


まゆみの声が無線に響く。


「周りの電子部品をターゲットから遠ざけて!」


「自動運転の車、休眠モードのアンドロイド、その他、動く物は何でもいい!」


「とにかくハッキングして、ターゲットから離して!」


「合体させなければ、再構築も遅らせられる!」


「それしかない!」


一瞬、無線が静かになる。


……なるほど


了解!


ACSの隊員たちが一斉に動き始める。


アキラ、まゆみちゃん達が移動出来なかった物を、うちらで木っ端微塵にするぞ


ですね!




ASSからACSへ。

ターゲット周辺のものからハッキング、移動を頼む


「ユウイチさん、当たり前でしょ! もう、みんなやってる」


さっすがー!!


ターゲットの周囲にあった電子機器が、次々と離れていく。



一つ


・

・


また一つ


・


さっきまでターゲットへ吸い寄せられていたものが、逆に遠ざかっていく


残されたものは、ほんのわずかだった。




アキラ、撃て


はい


ズドドドドドドドドドッ!! 

ダダダダダダダダダダッ!! 


銃声が重なり、残されたLEGOが次々と弾け飛ぶ。


金属片が舞い、配線が千切れ、機械の破片が地面へ叩きつけられる。


そして最後に残ったLEGOも、




ズガガガガガガガガガッ!!




木っ端微塵になった。


跡形もない。


ターゲットの周囲から、電子機器が消えていく。




****




【何やってんだ、バカ共! ACS!!! 上を見ろ!】


俺たちは思わず空を見上げる。


こんな時にカメラ回しやがって。


上空には、テレビ局のドローン、ネット配信のドローン、そして何のために来たのか分からない様々なドローンが飛び交っている。


まるで戦場を見物するように、次々と集まってくる。


「嘘……上も?」


まゆみの声が無線に響く。


「上は今は無理。落として!」


はいよ!


ズドドドドドドドドドッ!! 


ドドドドドドドドドドドドッ!!


上空でドローンが次々と弾ける。


火花を散らしながら、破片が落ちてくる。


だが、


「ダメ、次から次へと野次馬ドローンが飛んでくる」


空を見上げる。


また一機。


その向こうから、さらに一機。


「ワタシは電磁結界を張ることに専念する。ターゲット周辺は任せる」


分かったわ。結界は任せるわよ、まゆみちゃん



****



【速報】

市街地上空で多数のドローンが撃墜される。


《俺のドローン撃ち落とされたんだけど!!》


《ふざけんなASS!》


《いや、あの状況で近づく方が悪いだろ》


《何が起きてるんだ?》


《βアンドロイドってマジなの?》


《誰か現場の映像持ってない?》


次々と投稿が流れていく。


そして、その投稿を見た別のドローンが、さらに現場へ向かっていく。


それを見た奴らも……


次から…


次へと…



地獄絵図だ。



まゆみ、無理だ、キリがねー。結界はまだか?




「待って、あと5秒」


4


3


2


1


【 enter…… 】





その瞬間。


電磁結界が張られた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。