第六話 露天掘り採掘場
第六話 露天掘り採掘場
翌朝。
◇◇◇
リリスは自宅で目を覚ました。
◇◇◇
「昨日は飲みすぎちゃったな……」
◇◇◇
少しだけ反省する。
◇◇◇
身支度を整える。
◇◇◇
革鎧を身に着け。
◇◇◇
首には牙の首飾り。
◇◇◇
腰には鉄の剣を帯びる。
◇◇◇
「今日は採掘場へ行こう!」
◇◇◇
家を出ると、モリィが待っていた。
◇◇◇
「おはようございます!」
◇◇◇
「おはよう、モリィ」
◇◇◇
そこへバンガもやって来る。
◇◇◇
「採掘場へ行くなら案内してやる」
◇◇◇
「本当ですか!」
◇◇◇
「ありがとうございます!」
◇◇◇
三人は村の外へ向かう。
◇◇◇
十分ほど歩くと。
◇◇◇
視界が大きく開けた。
◇◇◇
━━━━━━━━━━
ボード村
露天掘り採掘場
━━━━━━━━━━
◇◇◇
広大な採掘場だった。
◇◇◇
あちこちで村人たちがつるはしを振るっている。
◇◇◇
「ここでは鉄鉱石や銅鉱石が採れる」
◇◇◇
バンガが説明する。
◇◇◇
「銀鉱石や金鉱石もそこそこ採れるぞ」
◇◇◇
「運が良ければ宝石も見つかる」
◇◇◇
リリスの目が輝いた。
◇◇◇
「宝石まで!」
◇◇◇
完全に目の色が変わる。
◇◇◇
バンガは苦笑した。
◇◇◇
「そんなに嬉しいか?」
◇◇◇
「もちろんです!」
◇◇◇
「素材は全部大好きです!」
◇◇◇
モリィがくすくす笑う。
◇◇◇
「リリスさんらしいですね」
◇◇◇
バンガから鉄のつるはしを借りる。
◇◇◇
「ありがとうございます!」
◇◇◇
リリスは岩壁へ向かった。
◇◇◇
つるはしを振り上げる。
◇◇◇
カンッ!
◇◇◇
もう一度。
◇◇◇
カンッ!
◇◇◇
三度目。
◇◇◇
ガコンッ!
◇◇◇
岩が割れた。
◇◇◇
━━━━━━━━━━
鉄鉱石
━━━━━━━━━━
◇◇◇
「採れた!」
◇◇◇
初めての鉱石。
◇◇◇
リリスは嬉しそうにインベントリへ収納する。
◇◇◇
その後も掘り進める。
◇◇◇
カンッ!
◇◇◇
━━━━━━━━━━
鉄鉱石
━━━━━━━━━━
◇◇◇
カンッ!
◇◇◇
━━━━━━━━━━
銅鉱石
━━━━━━━━━━
◇◇◇
さらに。
◇◇◇
ガコンッ!
◇◇◇
━━━━━━━━━━
銀鉱石
━━━━━━━━━━
◇◇◇
「銀鉱石!」
◇◇◇
思わず声が弾む。
◇◇◇
バンガも感心していた。
◇◇◇
「初日で銀鉱石とは運がいいな」
◇◇◇
リリスは笑顔で頷く。
◇◇◇
今日の目標は。
◇◇◇
できるだけ多くの素材を集めること。
◇◇◇
そして。
◇◇◇
初めての鉄鉱石を使って、自分だけの装備を作ることだった。
━━━━━━━━━━
第七話へ続く
━━━━━━━━━━




