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【タイトル変更】世界が分断されちゃって日本の生存確率低下中、西日本は俺達に任せとけ  作者: かぶんす


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三十二話 公開対決 ――急な初仕事

翌日、大阪府議会は異様な熱気に包まれていた。

傍聴席は満席、オンライン視聴者は数百万を超え、SNSでは


#大阪府議会ライブ

#政府vs大阪

#資源問題


がトレンドを独占していた。


壇上には――

・大阪府知事

・大阪市長

・堺市長

・政府代表(官房副長官)

・東京都知事

が並ぶ。


孝治は傍聴席の最前列で見守っていた。


■政府・東京都の主張

官房副長官がマイクを握る。


「東日本では人命が危機に瀕している。

 大阪はLNGと石油を“ひと月分”も備蓄している。

 その半分を関東へ回すべきだ!」


東京都知事も続く。


「首都が止まれば、日本全体が止まる。

 大阪は協力すべきだ!」


■大阪府知事の反論

知事はゆっくり立ち上がり、静かに言った。


「では聞きます。

 西日本の人命は、軽いんですか?」


議場がざわめく。


「“ひと月分”と言いますが、

 それは西日本がギリギリ生き延びるための量です。

 半分を渡せば――」


知事は資料を掲げた。


「西日本は二週間で停電します。

 病院も止まり、物流も止まり、

 関東と同じ地獄が広がる。」


官房副長官が声を荒げる。


「しかし関東には三千万人が――!」


「西日本にも三千万人以上が住んでいます!」


知事の声が議場に響く。


「なぜ“関東の人命”だけを盾にするんですか?

 なぜ“日本全体”を見ないんですか?」


大阪市長が続く。


「関東の停電は“周波数の違い”が原因。

 大阪がどれだけ送っても、根本解決にはならない!」


堺市長も言う。


「そもそも、東日本の電力網の脆弱性は

 “政府が放置してきた問題”だ!」


東京都知事が反論する。


「大阪は協力を拒んでいるだけだ!」


知事は冷たく言い放った。


「協力はします。

 ただし“西日本が死なない範囲で”です。

 それが“地方自治”です。」


議場がどよめく。



●関西のSNS

「知事よく言った!」

「西日本を守れ!」

「政府の押し付けひどすぎる」


●九州

「大阪が踏ん張ってくれないと、こっちも終わる」

「西日本でまとまるべき」


●四国

「大阪についていくしかない」

「政府の要求は無茶」


●東日本

「関東も苦しいんだよ!」

「大阪だけ助かるのは不公平」

「でも政府のやり方は強引すぎる」


SNSは完全に分断されていた。



議論が平行線をたどる中、官房副長官が低い声で言った。


「……自衛隊を動かすことも検討している。

 資源の“強制徴収”だ。」


議場が凍りつく。


大阪府知事は一歩も引かず、言い返した。


「自衛隊は“国民を守る組織”です。

 国民同士を争わせるための組織ではない。

 そんな命令、通ると思ってるんですか?」


大阪市長のつぶやきがマイクに拾われた。


「西日本の国民に向ける銃はあっても、ダンジョンで資源を得るための銃は政府にも東京にもあらへんってことか」


両方が耳に届いた官房副長官は黙り込んだ。


公開対決は、緊張を残したまま終了した。



その日の夜――

自衛隊内部の匿名掲示板に書き込みが現れた。


「大阪府知事の言う通りだ」

「国民に銃を向ける命令なんて従えない」

「俺は大阪側につく」


警察内部でも同様の声が上がる。


「強制徴収なんて無理」

「大阪府警は府民を守る」


政府の強硬姿勢は、逆に組織の分裂を招いていた。



翌日、大阪府知事は記者会見を開いた。


「本日より、

 ダンジョン対策・資源管理組織 “LIFE” を正式に発足します。

 トップをお任せする――宮本孝治さんです。」


会場がざわめく。


SNSでは瞬く間に拡散された。


#LIFE発足

#ギルド長宮本孝治

#ライフブリンガーの長w


「ギルド長って呼ばれてるよ!」

美佳が笑う。


「なんか……RPGみたいだね」

美穂が照れ笑い。


玲子は真剣な表情で言った。


「でも、責任は重いわよ。

 私たちも支えるから。」


孝治は静かに頷いた。


「……ありがとう」



その日の午後――

九州・四国・中国・近畿の知事が大阪に集結した。


“西日本緊急資源分配制度”の確立

“電気・ガス・水道・物流の共同管理”

“西日本知事会”の発足


日本は、東西で完全に別の動きを始めていた。



― 東京と大阪で同時多発 ―

その日の夜。

東京と大阪のダンジョンで、同時に“オーバーフロー”が発生した。


大阪ではモンスターが市街地にある3つの渦から湧き出した。


東京は停電の混乱で対応が遅れ、被害が拡大。

大阪はLIFEが即座に出動した。


「中崎町と堀江付近、数多数。大阪城南側1体」

地図(極)の反応を見て孝治が伝える。


「反応が大きい大阪城向かう。4人で2か所お願い!」

孝治が指示を飛ばす。


「無理しないでね」佐那の言葉を合図にそれぞれが走り出す。


緊急事態を名目に、中央分離帯や車の隙間を縫うように走った。阿倍野から5分で大阪城公園に走りこんだ。花見時期が過ぎ夜で人通りも少なかったからかここでは被害は出ていないようだった。


警察が遠巻きに発砲で注意を引きつつ援軍の到着を待っていた。


「ここからは引き継ぎます」


LIFEの初陣は、

“西日本を守る戦い”の幕開けとなった。



初陣が多くの人に撮影されていた。

一部の人たちが無断でアップロードを行ったため、孝治以外のメンバーも顔が割れてしまった。


#宮本ハーレムinLIFE

#非テンプレハーレム(ロリ不在)

#年齢不詳美女


動画拡散後、女性陣のスマホの通知がうるさかった。


『若返ってない?綺麗になってない?』


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