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ー0018ー

その日、シャルルは思い出した。

人間は金という呪縛に支配されている事を。治療費の催促とその金額に恐怖する。驚愕し戦慄を………。


 愕然と膝を着くシャルルはこの日、決意する。

入院費がバリ高かったからである。


「せっ、生活費が心もとなくなってきたので働こうと思いまふ、へふぅ〜」


 倒れそうになりながら魂が抜けそうになりながら立ち上がるも力尽きてバタンッとソファーに転がり込む。


「うん」


「それに何が腹が立つってイエロのヤロウ、助けてやった恩を忘れてアイツの分のもコッチに請求させてやがる。

許せねぇ〜今度会ったら倍額取り立ててやる!!」


 そして現在。

ハンターとして、お金の出稼ぎ先でシャルルとナイトは盗賊に襲われていた。

囲まれジリジリと距離を縮められているが2人は平然として焦りを1ミリも感じされていなかった。


「ちょっと遠出するとぐコレだ。

全く物騒だね〜世の中。」


「あのマークは討伐依頼出てる山賊団だよ」


 手配書を渡されたシャルルの手が震える。


「ぐへへへへ、何だぁ〜ションベンでも漏らちまちたか?」


「怖い怖いならお家でママのミルクでも飲んでたら良かったでちゅね〜」


「まぁお前らは俺等の餌食になるからな〜

二度と家には帰れぇねぇんぜ!」


「こ、これは……!

こいつらは!?

そうか。そうなのか

………巻き舌腹立つなピキピキっ」


「どしたの?」


「いや何ぃ〜

運って言うかツキって奴を信じられそうだよって話だ♪」


 手配書をクシャクシャにしながら剣を構える。

シャルルが放おった丸まった手配書をナイトが拾おうとかがんだ瞬間、ついさっきまでナイトの胴体があった位置に剣が通る。


「貰ったーーーーあら?」


「あらら〜

先に手を出したのはソッチだねぇ〜

ケヒヒヒィ、ナイトぉ〜盗賊共をやっちまうぞぉ!!

うおりゃ!」


「なんかシャルルの方が盗賊みたい」


「積年の恨みを!

雪辱をぉぉぉぉお!!

そしてあのバカへの怒りをくらえぇーー!!」


 冷静さを失ったシャルルは山賊らをバッタバッタと斬っては殴り蹴って倒してゆく。

シャルルと、この山賊との因縁深い出来事にあった。


 それは彼がアルテミスズを訪れる少し前の数年前、旅の途中でシャルルは彼らに襲われる。

だが瞬殺で返り討ちにし単身でアジトを壊滅させようと向かったシャルルだったが数が数で、その数が余りに多くて逃げ帰った過去があったからだ


「おら、この程度か?

進歩のねぇ事にで、フン!」


「ぐぼぉ」


「ぐべぇ」


「手応えのねぇ。

よし!この調子で今度こそ、コイツラを壊滅させてやる」


「大丈夫?」


「ああ。問題ねーよ。

縛って………な事、思い出した。

ふん縛って連れていくぞ。

おらぁアジトどこか吐かなきゃ指が1本ずつ使えなくなるぞ!」


「ヒィーーー!?

言う言うからよしてくれぇ!!」


「嘘付いたらどうなるか分かってんだろな?

腕の次は足があるからな?」


「ぎにゃーーーーーーー!!

嘘つかないから、嘘言ってないから!!」


「ホントにシャルルが不良になっちゃった。」



「たわいねぇ。

虚しいモンだな、かつてはあんなに強大だった敵も成長には敵わないってか!

…………おおぉぉぉ〜真打、ボスのお出ましだ!」


「テメェら!

ドコの遣いだコラァー!

こんな事して唯で済むと思ってグキャアーーーーー!?」


「何ぃーーーーーー!?

1番の良いトコを持っててんだぁーーーーー!!!」


「?

ごめん?」


「まぁでもこれで褒賞金も貰えてコイツラが貯め込んだお宝も半分以上は俺たちのもんだーーーー!!」


「返してあげなきゃいけない物や場合もあるって」


「そりゃわかってるよぉ〜〜!

でもこんな美味しい仕事があるとわなぁ〜

こりゃ辺りの山賊やら盗賊を狩り尽くすか?

エヘッ!」


 それからというものシャルル達は周辺一帯の山賊団や盗賊団を片っ端から壊滅されてゆく。

途中からは新調した武具の慣らしや使い勝手を調べて再調整のために2人は以前にも増して精力的に山賊狩りに動きだす。


 シャルルとナイトの2人での戦闘は息が合っていき連携や、ちょっとしたミスもカバーできるようにある程度、何を考えているかが予想出来て透かさず助けれるようなコンビネーションも板になってきていた。


 時に野盗も倒し、普通の犯罪者を捕まえて、そして、一大勢力の元締めである大ボスのアゴを砕き地に伏せさせ倒し終えてシャルルの雪辱も遂に晴れを見せた。


 残党を倒している、あくる日シャルルはアジトに囚われた商人を助ける。

今までも少なく無い行商人を流れに任せて救出してきたがシャルルは慣れていた。

最初の頃こそ助けた商人の娘から求婚されるかも?

玉の輿かも?と浮かれていたシャルルだったがそんな事も無く商人には悪いが、いつからか流れ作業と化していた。

しかし今回は大店おおだなの主だったらしくいたく感謝されながら2人は近郊の街に送り届けるのだった。



(おまけ)

ナイトの絵描き歌

クロを持って マルかいて アカでお月様


ついでにモジャモジャモジャ


「そんなに癖っ毛じゃね〜だろ!」


紫澄んでる お目々とキイロ色 レモン!レモン!!


パンが2つ、落ちてきて 潰れて、まん丸食べてみた


気分が悪くて睨んでる? 吐きそうなの? お腹痛いのかな〜


あっという間に服を着せて剣を持ったなら


「配色センスどうなってんだ!?」


色をぬって まわりをビュビビューンとっ!


「一気に背景まで済ませやがった」


なんとシャルルの出来上がり!


「なんッでだよ!?

つ〜か俺なんかい!!」


終・わ・り♡


(ナイトのキャラソン)


===山賊狩り===



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