吾輩は社長ではないのである!
この秋我輩は、サイドビジネスとして会社を立ち上げる事に。
本業に支障をきたすとマズい為、あくまでも小遣い稼ぎ程度にと。
よって、社長にはニャー吉を任命。
我輩は組織を陰から操るフィクサーとなる。
事務所は公園の食堂(エサ場)を間借りする。
いずれはどこかへ本拠地を移すつもり。
業務内容は主に、
・商店街の各店舗からみかじめ料の徴収
・逆らう店舗には社員総出でお仕事
・用心棒
・野に放たれたネズミ達から命を守る代わりに上納品としてなにかを没収。
・昆虫から人間に至るまで、ショバ代の要求。
・あたり屋家業の代行。
・貸品業及び、債務者への徴収。
他にも様々な仕事があるのだが、分かりやすいのはこれぐらいだろうか?
業務内容は多種多様なのである!
となれば、当然多数の社員が必要となってくる。
幸いどこぞのバカが撒くエサのおかげで、公園には続々野良が集まってくる。
我社に必要な猫員を集めるのは実に簡単。
寧ろ、こちらから選べる立場に。
勿論欲しいのは武闘派オンリー!
問題は、まだ猫を雇う資餌があまりないのだ!
因みにこの組織形態は革新的となり、猫界では我輩がパイオニアとなる。
参考にしたのは、美也殿が好きで見ている警察24時。
そこによく出てくる、とある組織に習っての事。
仕事は各自の足で自ら取って来てもらおうとも思っている。
園内の一番大きい木に、爪で成績表を書き出すつもり。
これは保健のおばちゃん方式だそうだ。
最初は資本餌があまり無いから、先ずはニャー吉とニャン吉の三匹で試そう。
我社の命運はニャン吉の働きとニャー吉の采配にかかっておるのだぞ?
手始めに、最初の仕事は肉屋へみかじめ料の徴収に行くのだ!
行ってこいニャン吉よ!
サポートを頼むぞニャー吉!
我社の戦士たちよ!
次の日、たま駅長ならぬ、ミケ猫店長が肉屋の店頭で客引きをしていたらしい。
見事な三色だったニャン吉だが、体の模様には所々赤色が混ざってたそうな。
しかも彼の下に敷いてあったのは、ドラ猫柄の座布団だったとか・・・。
我社は初っ端から厳しそうですねぇ。




