表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
514/536

514話 バンパイア族2

少年と少女は、修行を始めて数年が経っていた。

もう少年少女とは言えない程の成長を遂げている。


この山奥の小屋に住み着いいたが、始祖が村や町に行くたびに小屋の住人が増えていた。今では小屋は10程になり、各種族バラバラであるは一つの集落となっている。


村人「村長(始祖)、麦の収穫が終わりました。」

始祖「おー、よくやった。偉いぞ。」始祖はまだ少年の頭をなでなでしてやる。少年は嬉しそうにしている。


始祖の連れて来た者達は皆若い、いや幼い者たちが殆んどであった。その為、少年と少女は始祖に文句を言いながら幼い弟、妹達の世話をしている。


始祖は、少年と少女が成長したことで新たな名を少年と少女に授けていた。

始祖は、トーレスと・グレン・ドラキュラという立派な名があった。勿論自分で考えて自分に付けたものである。

始祖は少年にシュトレー・ドラキュラ、少女にはマリーナ・ドラキュラと名を授けていた。だがあまり名を呼び合うことは無かった。始祖はあくまで始祖であり少年と少女は師匠と呼び、それ以外の者達は村長と呼ぶ者が殆んどであった。


始祖はいつも嬉しそうに笑っている。


だが始祖には、一つ秘密がありその事を少年と少女にも隠していた。だがその秘密がひょんなことでバレてしまい、今始祖とシュトレー、マリーナの3人で話し合いを行なっていた。


シュ「師匠(始祖)は、血を飲むのですね。」

始祖「ばれてしまったか、そうだ人の生き血を飲まなければ私は生きていけない。」

シュ「どうして僕の血を飲まないんですか。」

始祖「お前たちに血を飲む事を隠したかったからだ。私は長く生きている。もう何百年と生きているんだ。その間ずっと一人で旅をしていた。だが今お前たちと一緒に一つの場所で暮らしている。私にもこんな暮らしが出来るのだと思うと楽しくてな。」

シュ「師匠ぉぉぉ、俺も物凄く楽しいよ。少し修行は辛いけど、お腹いっぱい食べれるし、マリーと師匠が隣にいつもいてくれるからね。」

マリー「そうね、師匠とシュが隣にいてくれるだけで楽しいし幸せだわ。」

始祖「血を飲むこのに嫌悪しないのか。」

シュ「だって師匠は、だれ一人殺していないじゃにか。」


そう始祖はかなりいい人であった。始祖は血を飲むためにその者と交渉していたのだ。食べ物や衣服などと交換して血を分けてもらっていた。人々は始祖に感謝をしている者が多くいる。自分達では手に入れる事の出来ないものを始祖は持って来てくれるからであった。


シュ「師匠、血って美味しいの?」

始祖「美味いな、いや不味い血もあるな。」

シュ「俺も飲んでみたい。」

始祖「はぁ??」

シュ「俺も血を飲んでみたい、師匠血を飲ませてよ。」


まさかのシュレーの言葉に少女も始祖の呆気に取られてしまっていた。

少女もならば私も飲んでみたいとなり、二人はジッと始祖を見ている。視線に耐えれなくなってしまった始祖は、自分の手のひらをナイフで切り、ティーカップに垂らしていく。


二つのティーカップに20CCほどの血が溜まっている。


始祖「まぁ、只の血だ。不味いかもしれないが試しに飲んでみろ。」


シュ「師匠、ありがとう。」

マリー「ありがとう。シュー、一緒に飲むわよ。」

シュ「お、おう。」シュウレーは、マリーナに逆らう事が出来ない。


始祖は、まさか自分の血を飲ませるとは思ってもいなかったが、なんだか嬉しい。


シュレーとマリーナが同時に始祖の血をゴクリと飲み込む。


シュ「血だな。」

ナリー「血ね。」


始祖は、普通の血だよなと思ってしまう。だがその直後にシュレーとマリーナに変化が起こってしまう。

二人が突然苦しみだしてしまったのだ。

二人はもがき苦しむ事1分ほどであったが、始祖は焦り慌ててしまった。


苦しむが治まると二人は自分達が吸血鬼に変わっている事が分かった。大喜びする二人を始祖は何起っているのかが分からず茫然としている。

二人は、始祖にバンパイアとなった事を告げる。

すると始祖は、驚きそして悲しんだ。


始祖「私は何てことをしてしまったんだ。」

シュ「師匠、何で泣いているんだ。俺たちはもの凄く嬉しいんだ。」

マリー「そうよ、物凄く嬉しいんだから、ウフフフフ。」

始祖「シュー、マリー良く聞くんだ。私は今まで一人で生きて来た。それは私がバンパイアであり、長く生きる種族であるからだ。何百年と生きる私は孤独だ。そんな人生をお前たちに送らせたくない。」


マリー「始祖ーー、何言っているの一人じゃないでしょう。私とシューと始祖の3人じゃないの3人で生きていけばいいじゃないのよ、ウフフフもしかしたらシューとの子の出来たらおじいちゃんよ。」


「「えっ、えーーーーーーーっ」」


始祖は、お爺ちゃんという言葉に驚き、シューは俺の子供というこのに驚いていた。


マリーナの予言?通りにシューとの間に子を授かって無事に出産したのであった。


始祖「おーーーーー、これが私の孫なのかー。」始祖は一人うんうんと頷き感動している。

シューレーも同じく感動していたが、俺がこの赤ちゃんを立派に育てないと誓っていた。


そして始祖とシューとマリーは動き出す。


子の為に町を造る事を誓ったのだった。



3人は、町つくりと同時に色々な実験を繰り返した。仲間を増やすためにの実験であった。

バンパイア同士の間に生まれる子供は、勿論バンパイアであり能力も同じであった。

バンパイアと普通人(各種族)の間には子供は生まれない。

だが各種族からバンパイアになれば子供は生まれる事も分かった。

バンパイア同士から生まれた子供と始祖からバンパイアになった者達は第一世代と呼ばれていく。


次に第一世代(始祖以外)から血を与えられてバンパイアとなった者達は第二世代と呼ばれる。何故第一世代と第二世代に別れてしまったのか、それは能力が落ちてしまった事が原因であった。

だが第二世代の者達でもバンパイア同士との間に生まれた事も達は第二世代よりも能力が高くなっていた。


シュー「第4世代以降は、ダメだね。」

マリー「そうね、第5世代は、もうバンパイアとは言えないわね。昼間出歩けないんじゃだめよ。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ