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404話 俺の・・・

小人族の勇者が同族である小人族を回り、ビックマウスである勇者はある事、無い事を風潮していいる。

この勇者(自称)は、あだ名はビックマウスといい。大法螺のユウと二つ名迄持っている。

ユウは、夢見がちのまだ若い小人であるが、口だけは一人前という事で商談などで各地に派遣されることが多く。他の小人たちと違い周辺の状況にも詳しくなっている。

ユウが、長老などから移住の話を各小人族の集落に伝える様に指示された事で、自分が重要な任務を任されたと意気揚々と各地を回っていた。そこでいつもの大法螺がより大大法螺となり、後に困った事になっていく。


ユウ「任せろ。俺が移住の事は全て任されているんだ。」

村長「おーーー、流石勇者様ですな。」

ユウ「へへへへ、俺は小人族の勇者だからな、小人族の将来も色々と考えているんだ。」


酒も入り気持ちも態度も大きくなっているユウを村長はニコニコしながら持ち上げていく。


自称勇者の自尊心など村長にとって何の価値もなく。ニコニコしながらユウを気持ちよく酔わせて移住後の確約書を書かせサイン迄貰う事に成功していた。酔ったユウはその事を全く覚えていない。


翌日、ユウは次の村へと旅立っていった。


村長「ふーーーっ、一仕事終ったかな。」

村民「村長、あんなもの書かせていいんですか。」

村長「いいんじゃよ。役に立たないだろうが。少しでも移住後は地位を上げていかねば行かんからな。」

村民「でもあのユウは、これからも失敗するでしょうね。」

村長「するな。進められてホイホイと飲んでしまう者はかなら大きな失敗をする。気を付けねばならないぞ。」

村民たち「「「「「「ですよねーー」」」」」」」


そんなユウは、次の目的地に向かっている。

小人族の中で最も大きな村である。この村の半分は地上にあり。小人族の首都ともいえる村であった。村民は10000人をゆうに超え、正確な人口は分からない。

そんな小人族の首都では、ユウの所属する村が移住した事の話でもちきりであった。安心、安全な住処である事が分かった事で移住を希望する者達が多く出ていた。


首都(村)の長老たち


長老1「どうするんじゃ、このままでは村の半分が移住者となってしまうぞ。」

長老2「出たい者達は出て行けばいいだろう。」

長老3「うむ、じゃが困った事になるぞ。生産が少なくなってしまう。」

長老1「あー、それは不味いな。布は貴重な交易品だからな。」


この小人族の首都(村)は、各種族の空白地帯であり小人族を通して各種族は必要な者を手に入れる場所でもあった。その為に戦闘能力のない小人族がこの地で生き残り滅ぼされなかった理由でもある。

隠れ住む小人族であったが、周辺との交易の為に地上に村の一部を造り、畑までつくる事が出来ていた。

その為に小人族内での地位は一番上であり、首都と呼ばれるまでになっていた。

小人族に王は居らず、各村長が代表となっている事が多い、だがこの首都では数人の長老たちが村長の替わりとして君臨している。


そんな時にユウが首都に到着した。ユウは、此処でもビックマウスが炸裂して首都の村民たちに大きな希望を与えたしまっていた。

いい事ばかりを風潮したことで村民たちの多くが移住希望者となり首都は少し混乱してしまっていた。



長老1「ユウよ、本当なのか。食べる者にも困らず。小人族が支配しているという事が信じられない。」

ユウ「す、少しだけ拡張した言い方をしたけど、小人族の住む区画は自由です。」

長老2「区画とどのくらいの広さなのか。」

ユウ「この首都よりも広いです。元が大大人のサイズですからかなり広いです。」

長老1「そうなると移住者も畑を持つことが出来るな。フムフム。」

ユウ「それより、布を持って帰らない蹴ればならないのです。布を譲ってください。」

長老3「布はこの首都でも交易品じゃ、各種族の者達も皆布を待っている状態じゃな。」




そう何故、戦闘力の乏しい小人族がこの影星で生き残る事が出来ているのか、それは小人族たちの生産能力にあった。影星の各種族は戦闘民族が多く生産などしない種族が殆んどであった。その事で唯一真面に食料以外を生産する者が小人族であったのだ。それも布という貴重な生産品である。

特にコットンは服に加工されることが多く。各種族も裸でいる事を嫌い小人の布は欠かせないものとなっている。


長老1「移住希望者は連れて行ってよいが、布を一定量首都へ献上は忘れるなよ。」

ユウ「任せてください。俺の村長も納得しています。」

長老2「布の生産者は、移住の許可はださない。それ以外の者であれば移住は認める。」

ユウ「えっ、そうなんですか。俺の村も布の生産力を増やす事を移住者に期待していると俺の村長が言ってました。」

長老1「そうじゃろう、そうじゃろう。村長であればそのように考える。だがこちらにも都合があってな、布の生産力を落とすことはできん。」

ユウ「はぁーっ。」


首都の移住希望者で布の生産者は除外され許可が下りた。


ユウ「へーーーっ、移住希望者は、2000人か。俺の村の倍だ。」

村民「移住先は、1000人だけなのか。」

ユウ「近くの村からも移住者がいるから今じゃ3000人ぐらいになっているかもな。」

村民「3000人かぁ、凄いな。首都から2000人と他からも集まってきたいるんだよな。首都の人口は直ぐに越されるかもな。」

ユウ「そうなると俺の拠点(違います)が首都になるのか。へへへ」


ユウは少しだけ話を持ったつもりだったが同族の小人族から見てもかなり話を持っているように見えていた。


俺の拠点、俺の村、俺の、俺のと話のたびに付け加えている為に移住先はユウの村であり、ユウが村長と思う者がいた。だが村民たちが旅立つまでにはユウの大法螺であると皆が認識していた。長老たちが移住者たちにきちんと説明していたからだ。小人たちは基本善人の集まりであり下手な希望は身の破滅をもたらすと皆が思っている。現実をきちんと把握し判断する。これが小人族の生き残るすべである。


ユウ「じゃな、俺の村についてもまだ俺は旅の途中だからいないが、俺の村長がいるから問題ないぞ。俺の・・・・・・・・・じゃぁまたな。」


ユウは首都を旅たち次の村へと向かっていった。



長老1「あやつユウは大丈夫か、あの口を何とかしなければいずれ大ポカするな。」

長老2「じゃな。」




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