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第35話 〜復活〜

「うああああぁぁあああぁぁあああ!!!!!」


「ハーッハッハッハ!!!いいぞ!!その叫び!!その苦痛!!」


震えながら立ち上がるカイン。


「ゆ、許せねぇ…許さねぇぞぉ!!」


「クククッ!何を許さぬのだ!創造主に刃向かう事こそ許されぬ事だ!」


「なん…だと?」


ルインは両腕を広げ天を仰ぐ。


「ワタシは魂の研究者。お前はワタシが作り出した人口魂だ!」


「!!!!!?」


「玩具として作った封玉が今も活動してるとは……ハーッハッハッハ!!愉快だ!!」


話の間もゾンビたちと戦い続けていたレオンたち。


「ふざけるな!!」


「この下衆が!!」


「燃やしてあげるわ!!」


ゾンビたちを掻い潜り、ルインの前に躍り出る。


「俺達は負けない!!」


レオンの魂の叫びだった。


「ブレイク•レイ!!」


「トールハンマー!!」


「アルカナ•インフイニタ!!」


ルインに向けたそれぞれの攻撃が放たれる。


「そうは…いかんなぁ」


地面が隆起し、巨大なドラゴンが現れる。


『グキャアアオオオオ!!!』


その攻撃が全てブレスによってかき消された。


「な!!?」


「ハーッハッハッハ!!死をも恐れぬドラゴンゾンビだ!!」


ゴァ!!


更にドラゴンゾンビが再度ブレスを吐く。


「ぬおおぉぉおお!! 剛神の盾!!!」


剛神の盾で致命傷を避けるも余波で吹き飛ばされる。


「……ジュール様……俺には…斬れねぇよぉ」


ザシュ!ザシュ!!


ジュールによる斬撃がカインを襲う。


「グゥッ!!」


大切にしていた主には刃を向けられず、やられるばかりであった。


ゴァ!


「ぐわああぉぁあ!!」


再三のブレス攻撃に満身創痍となる。


レオンが胸にしまったロザリオが地に落ちる。


キラリとエメラルドの宝石が光ったように見えた。


グッ!


「…エリシア……」


ロザリオを握りしめるレオン。


「…俺たちは……エリシアを見付ける為に来たんだ!!此処で死ぬわけには行かない!!」


強く光り輝くロザリオ。


光が宙に浮かび、少しずつ人の形を成していく。


バサァ!!


羽と両腕を広げる。


「大いなる大海と溢れる大地恵み、

風が運ぶ生命の息吹と変え

猛る炎の如く蘇らせ給え

女神ルミナスの名の元に「グランリカバー」すべての苦しみはわたしが癒やします!!」


天使のような羽。


エリシアの姿が現れたのだった。


レオンたちの傷も全てを癒しながら。


そして、エリシアからは、以前の五倍近い魔力が感じられる。


「くらいなさい!「ホーリージャッジメント!」」


すべての闇を払う、光の制裁。


ドラゴンゾンビがその存在を維持できなくなり、消滅していく。




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