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2日目

少し短いですが続き書くと長くなるので、キリの良い所で投稿しようと思います。

 ホストクラブでの仕事2日目。今日も遅刻等はせずにちゃんと時間通りにお店に入る。中には既に数人の俺と同じ【掃除組】と呼ばれる若手の、売り上げの無いまたは少ないホスト達と内勤の【小林恭二(こばやしきょうじ)】さんと【加藤公康(かとうきみやす)】さんが居た。俺は皆と挨拶を交わす。そうすると、昨日の初日に知り合った工藤龍(くどうりゅう)から。


 「おはよう。聖、おっ!今日はスーツ着てきたんだな。似合ってるじゃんそのネイビーのスーツも。」


 と言われ。初日を過ごしてみてそこまで服などにホコリや汚れが付くような本格的な掃除は行われない、定期的にプロの清掃業者等をお店の定休日を利用して入れているんだろうと見当を付けた事により、今日から俺も後で着替えたり、仕事終わりに着替えたりする必要が無いように最初からスーツを着てくる事に決めていた。


 上着のジャケットだけを脱ぎ、カウンター席にある椅子の背もたれにジャケットを掛けるとそのまま、カウンターの中に入り、黄色のプラスチックケースの中からビニール袋に包まれた、おしぼりを5本程掴み取り、4本を後で俺が担当する事になっている、姫様達だけが使うトイレの掃除用にとカウンターの上に置いておく。


 そして手に持ったおしぼりをビニール袋を手で挟むように「ポンッ」と中の空気を鳴らすようにビニール袋を破きおしぼりを取り出すと、営業中に姫達が楽しむBOXのテーブルの脚を拭き始めた。


 既に来ていたホスト達はそれぞれが、それぞれの担当する掃除を始めていた事から、来たら時間等に関係なく掃除を皆始める事を知ったので、俺も皆を真似て掃除を始めたにすぎず「まぁ別に人より多くテーブルの脚を拭くぐらいの事で」とまだ来てない例えば友人の誠や他のホストに腹を立てるほどの事でも無いと思っていた。


 その後、2席程のBOX席の脚を拭き終わった頃に、何度も聞いた言のある俺の友人の声が聞こえた。


 「おはよう。みんな早いね〜よし、俺も掃除頑張るぞ。おっ!聖じゃん早いな。後は俺が拭くからお前、担当してるトイレの掃除に行って大丈夫だぞ。」


 「分かった〜そんじゃ後はよろしく〜後、仕事も今日もよろしくな頼りに本当にしてるから。」


 と仕事場も同じで、友人から親友になりつつある、今日も黒のスーツをビシッと決めた誠に声を掛け、トイレ掃除の為に用意していた、おしぼりをカウンターの上から取り、トイレに向かった。 


 その後、トイレの掃除を初日、誠に教わった通りに終わらせた俺はトイレからフロアに出ていくと、丁度フロア掃除も終わったタイミングだったようで、皆が皆、思い思いの場所や椅子に座り寛いでいた。


 俺もカウンターの中の冷蔵庫から炭酸飲料のペットボトルを出すとカウンターの後にある、姫様達のキープしているボトルが並ぶ棚の1番端の棚からグラスを取り出し、炭酸飲料をグラスに注ぎ掃除で渇いた喉を潤していると、内勤さんの加藤公康さんに声を掛けられた。


 「東堂君、掃除終わった?今日の研修の先生は僕がやるからよろしくね。」


 「はい、よろしくお願いします。」


 とやり取りの後、外販へと向かう皆と別れ1人今日もまた【勉強会】の時間を迎えた。


 俺は初日に貰ったお店のロゴの入ったメモ帳と、普通のボールペンでは無く、部屋からブランド品等では無いが量産品でも無い金属製のボールペンを持ってきていた。これは、初日の朝礼の時に俺以外の全てのホストと内勤の人達も、それなりの物を持っていた事から「こう言う物も必要。」と判り持ってきていた。


 そして、先程入れたばかりの炭酸飲料の入ったグラス片手にフロアの中で待っていると、初日にも使ったファイルをまとめた物を2冊手に持ち、加藤さんがフロアにやって来て。


 「1番手前の1番BOXでやろうか。」


 と言われたので俺は1番のBOX席に腰を下ろし、グラスの中身を一口飲み緊張を解した。


 「まぁ、気楽にね。それじゃ今日のお勉強会は東堂君もきっと気になっていると思う、君たちホストのお給料に関した事から、お勉強していこうね。後、時間が残ってたら他の事も勉強するからね。」


 そう言われ、俺は加藤さんから渡されたファイルを手に持ち、テーブルの上にメモ帳とボールペンを置いて、いつでも始められるように準備をした。


 「それじゃファイルを開いてね。あっ初日に勉強したボトルの種類と値段が書いてある次のページのファイルが資料になるからね。」


 教えて貰った通りのページを開いた俺は、そこに載っている資料に目を落とした。

明日19時予約投稿済。

ポイントよろしくお願いします。ぺこり〜

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