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LUKで世界最強!  作者: 夢幻
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3/14

模擬戦

今更ですが、この作品では前以上にパクリ要素が多いかと思います。ご理解の上、お読みください。

 俺は一人でくつろいでいる。いや〜、一人部屋って落ち着くね!


 解散となった後、自室をどこにするかという話になった。多くの客を泊まらせることのできる建物が別館としてあったのだが、その部屋数が26部屋しかなかったのだ。…何故そんな微妙な数なのか疑問に思ったのだが、なんでも26には理系ではとても面白い数字らしい。


 26に1足すと27で3の3乗になり、1引くと25で5の2乗になる。こういった平方数と立方数に挟まれた数は26だけらしい。…それがこれとなんの関係があるかは知らないが、そんなことをクラスの足立が目を輝かせて言ってた。みんなは引いてた。これがマニアと凡人の差ってやつだな、ドンマイ…


 まあ、とにかく26部屋だったのだが、一つは先生として残り10部屋は1人部屋となるのだ。全員が2人部屋として使うという思考に至ってないところに、個室を欲しがっていることがうかがえる。こんな世界だから決闘で勝負、なんて馬鹿なことはせず大人しくジャンケンで決めることになったのだ。


 俺もそれにならってジャンケンをした。[幸運値操作]を使って。これを使ったら敵なんていなかった。いや〜、世の中は楽だな(笑)


 そして2回使ったらスキルレベルが上がった。…早くね?


 レベルが上がったことで上限値が30となり、相手の幸運値も操作できるようになった。まあ、上下に5だけだけど。それでもデカイのではないか?

 ジャンケンを例で挙げるなら僕の幸運値をマックスにして相手の幸運値を5下げれば勝率がグンと上がる。…セコイな。しかもバレない。日常生活において運要素は多いから役に立っていいね(笑)


 ただ、幸運値の弱点もそりゃある。簡単な例で表すと、たとえ幸運値がマックスであっても永遠に会心ダメージが当たるわけではないのである。要は、幸運であっても確率が上がるだけで100パーセントではない、ということだ。


 まあ、過信しなかったらいいだけなのでそこまで気にならない。技術を磨けばより幸運が極まるというものだ。つまりそこまで大きな弱点ではないのだ。


 このスキルの有能性はわかったが、幸運値を低下させる意味がイマイチわからなかった。スキルによると幸運値を最低まで下げることもできる。ただ、それが果たして何になるのだろうか?

 一つ考えているのは敵のエンカウント率の上昇である。危険率の上昇が不運、と繋がると考えている。ただ、レベルアップの効率とかを考えるとある意味幸運である。だからよくわからない。何になるのだろうか…。今後わかっていけたらいいなと思う。


(それにしても異世界っか…。まさか自分がそれに遭うとはな…)


 やっぱり現実性に欠けるものなのでびっくりはした。でも、


(異世界って言ったらオタクになった時にしたいと思ったことだしな! やっぱり楽しみだな!)


 こんなとこでもオタク魂は健在である。やりたいこともたくさんある。どれから試すか考えてしまう。こういった時にオリジナル魔法を考えない辺りがアニヲタらしい。


(今後は戦闘訓練を中心にするらしいから、そこで実力をつけていけたらいいか。使えるといいな!)


 今後のことを考えると楽しみで仕方がないアキだった。








「今日は午前は武術、午後は魔術の基礎を教える」


 武術といっても剣術である。片手剣、短剣、両手剣、槍などたくさんのものがある。これから自分に合うもの、やりたいものを選んでいくらしい。

 みんな、次々に選んでいく。中には二槍流もいた。あれはオタク確定だな。あんなの滅多にいないもん。


 俺が思う最強っていえば二刀流である。なので二刀流にしようかと考えたが、二刀流は片手剣よりも難しいとよく聞く。なら、片手剣から始めるべきだろう。俺は片手剣と刀を一つずつ(・・・・・・・・・・)貰った。


 今更だが刀なんてもんも存在していた。数は少ないが、とジークが補足していた。


「では、それぞれ分かれてくれ」


 武器によって教える人も変わる。得意分野を教える方がいいだろうしな。さて、刀(・)の人は………っていなかった。何で?


「あー、すまんが、刀は扱う人が少ないのだ。ここでも一人しかいないのだが、あいつは今、他の国に行って依頼を受けてる。いつ帰ってくるかはわからないな」

ということだった。マジか…。日本人っていったらやっぱり刀でしょ。なのに(2重の意味で)誰もいないって…。


 仕方ないので、片手剣でも教わることにした。さすがに我流でいくぜ!とかで目立つようなことはしない。まあ、またの機会としますか。




 さて片手剣だが、何を最初にするのか楽しみにしていたのだが、いきなり1対1の模擬戦をすることになった。勝てたら好きなようにしていいことになった。しかも一人一回。…どうしてこうなった。


 たぶん、実力を先に突きつけて大人しく教えを聞かせようという魂胆なのかもしれない。そういうの、よくあるしね。………どうしてこうなった。


 当たり前のことだが、未経験の子供が大人の、それも現役の人には勝てるわけがない。あっさりと負けていった。唯一、剣道部の人はそれなりにいい勝負をしていた。アラム(片手剣の師)は手加減していたけど。


 そしていよいよ俺の番。最後の模擬戦である。みんなが負けたのだから大人しく負けていいのではと思ったが、自分の出来る限りの事はすべきだと思い直す。手を抜いたのがバレると後々面倒だし。


 そして、この出来事が他の練習をしてた人らにも耳に入り、面白そうだと見られることとなった。…恥ずい。みんなは見られてなかったのにどうして俺だけ…。ユウは楽しそうに見ている。あれは勝つと思われている。どっちがって? 聞くなよ…。


「そろそろいいか?」


 アラムに訊かれた。構えは………うん、○ateのセイ○ーですね。なんであれって構えからカッコいいんだよ…。しかも武器も最強って…。反則だろ! そんなことはいいって? すまん…。

 俺も剣を構えた。俺は中段派だ。………当たり前だが木刀である。


「じゃ、いくぞ!」


 アラムは剣先を右下にして走ってくる。


(その角度だと……右切り上げ!)


 俺は右切り上げ(・・・・・)をした。剣と剣がぶつかり合う。普通は下がっていなすが、俺は振り上げてアラムの剣を弾き飛ばす。アラムは驚きで大きく目を開けながら、衝撃で軽く飛ばされてよろめいている。無防備だ。


(いける!)


 俺は一回転して右上から振り下ろす。剣の軌跡に青色の光が現れる。大振りで少し遅かったこともあり、アラムが無理やり合わせてきた。ただ無理やり故、力が入っておらずさらに無防備な状況になる。俺はその隙に裏刃で振り上げ(・・・・・・・)もう一度弾き飛ばす。軌跡に白色の光が現れる。今度は相手が勢いに負けて後ろに倒れようとしている。


(決める!)


 俺は突き気味に振り下ろした。アラムの右肩に当たり、振り抜くことで地面に叩きつけた。軌跡上にできた正方形の青色と白色の光が霧散する。勝負が屈した瞬間だった。


 みんなは俺が勝ったという事実にただ驚いている。ただの子供が大人に勝ったのだ。当然である。俺はというと、


(バー○カルス○エア、出来た!!)


 某浮遊城で使われたスキルが使えたことに歓喜していた。模擬戦なんてどうでもよかったりする。


 アラムが起き上がり、俺の方を見た。苦虫を噛み潰したかのような顔をしている。経験の浅い子供に負けたのがよほど悔しかったのか、それとも自分が手加減をしたことに恥じたのか、はたまたその両方か。その後、バサッとマントを翻して走って去っていった。


 場は静まり返ってしまった。俺は気まずくなった。


(………いや、他の人の面倒見てやれよ!)




 師がいなくなり、今日の片手剣の修練はここで終わりとなった。

青色と白色の光ってどのタイミングでどの色を発するかあまり思い出せず悩みました。確か、最初と最後が青、だよね?


正直に言うと、いつか二刀流の16連撃も入れたいです。

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