⑤私は、不誠実であり、書き手としての誠意に欠けていた
……気づけば、自分以外の人間ばかり責めてしまっていて、自分の口のどうしようもなさに、手で口を思わず覆う。私自身は、そのような最底辺の人格しか持たない矮小な人間で、下らない見栄をひけらかす為に、肥大した承認欲求の赴くまま、塵のような書き物を作品と言いながらネット上に載せる。
……それら全て、自らが息をする為だ。とかなんとか、もっともらしい口が腫れそうな理由をつけて既に成人も過ぎたくだらない人間である私は、恥ずかしいしかない自らの感情そのものを赤裸々にぶつけてきたわけだけれど、(気づけば馬鹿みたいに十数年)それも、まだ他人様に迷惑をかけない範囲で(もしかしたらかけていたかもしれないが、お互い様であったと思いたい)自らの葛藤をぶつけてきた。そこは、ぎりぎりだが、言い訳がつくと思う。
……けれど、これはアウトだろう。
エッセイという場で、私自身は、(一番問題なのは、そのような意識もなくしていたことだが)他人様が本気の仕事の場で外に売り出しているであろう商売に対して、自らがきちんとしたデータも自ら自身の根拠もなく、気持ちもあやふやなまま、エッセイと言いながら作品と言いながら、書いていたのだから。
不誠実としか言いようがない。書き手として意識が低いとしか言いようがなく、私こそが、猿だったということ。(人の中の群れで、私のような猿が混じってしまっていたこと、申し訳ない)
……それら一連の行動を私は、罪だと思うのです。
私は、不誠実であり、書き手としての誠意に欠けていました。




