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GUARDIAN DEITY (ガーディアン デイティ)  作者: ミカオト
シリウス戦
61/64

ーーザッ!!

【最強の男】大翔やまとが今立ち上がった。


刹那せつなとシロノは俺の大切な仲間だ・・・それを傷つけたってことはどうなるか分かるよな?」

大翔は怒りで湧き出た感情を抑えながら言った。


「先程まで私に恐怖で足がすくんでいた貴様が何を言っているんだ?」

シリウスが先ほどまでの大翔の状況を冷酷に伝えた。


それを聞き大翔は答えた。

「確かに情けないよな・・・だけど仲間を傷つけられて黙ってなんかいられるか!!」


ーーーゴォォォォォォォ!!!


その瞬間!大翔は鬼から得た力【鬼目おにのめ】に変身し、黒い髪と瞳は赤へと変貌し大幅なパワーアップを遂げた!


「まあいいさ。貴様がこの中で私に次いで強いのはわかっていた。今度は今までのように私にがっかりさせてくれるなよ!!!」


ーーーボォォォォォォォォ!!!


シリウスは今までとは比べものにならないほどの黒いオーラを発動させた!!


ーーザッ!!!

二人は同時に飛び出した!


ーーゴンッ!!!

二人は激突した!!


「いいぞ!大翔!貴様は今までの奴らとは明らかに違う!久しぶりに楽しめそうだ!!」

シリウスは嬉々として叫んだ!


「仲間を傷つけたお前を許さない!!」

大翔はいかっていた。


「貴様なら私の【魔神まじんの使い手】の黒き刃を遠慮なく使えそうだ!」


ーーーゴゴゴゴゴ!!!

シリウスは大翔の仲間を幾度もなく一撃で貫いてきた黒き刃を繰り出した。


「速すぎて避けれない・・・【守護しゅごの使い手】を使うしかない!」

ーーーシュンッッ!!

大翔は守護を繰り出した。


ーーーザンッ!!

黒い刃は守護を簡単に突き破った。


しかし、大翔はぎりぎりで黒い刃を避けた。


「避けた!?私の黒い刃を?貴様まさか私と同じ【神の使い手】・・・」

シリウスは動揺し、意味深な言葉を呟いた。


ーーザンッ!!

再びシリウスは黒き刃を放った。


「先程はまぐれだ・・・私の刃を避けれるはずがない・・・もし、もう一度避けるようなことがあれば奴は間違いなく【神の使い手】を有している・・・」

シリウスは【神の使い手】という言葉をしきりに気にしていた。


ーーーサッ!!

大翔は守護を繰り出し、守護は簡単に貫かれたが肝心の黒き刃はすんでのところでかわした。


「やっぱりだ・・・奴は【神の使い手】を有している・・・」

シリウスは信じれないものを見たときのような驚きを見せた。


「シリウス、お前はさっきから何を言っているんだ?【神の使い手】とは何だ?」

大翔は【神の使い手】が何なのか気になっていた。


それにシリウスは答えた。

「大翔、貴様はおそらく【神の使い手】を有している。だから同じく【神の使い手】を有している私が特別に教えてやろう。簡単だ、【神の使い手】は名称に【神】が含まれているかどうかで分かる。私は【魔神の使い手】で名前に【神】が含まれている。【神の使い手】の技は【神の使い手】の技でしか防ぐことが出来ない。普通の【使い手】では私の黒き刃をかわせるわけがないのだ。しかし、貴様はかわした。そこで、不思議に思ったのは貴様の【守護の使い手】には名称に【神】が含まれていないことだ。【普通の使い手】から【神の使い手】に進化するという話は聞いたことがない・・・」

そこで一度シリウスは話を止め、険しい表情になった。


「大翔・・・ただでさえ【神の使い手】は世界に五人ほどしか存在しない崇高な【使い手】・・・【普通の使い手】から【神の使い手】へと進化する・・・そんなイレギュラー存在してなるものか!」

シリウスは怒りをあらわにし、大翔へと襲い掛かった!


「貴様はまだ【未完成の神の使い手】を有しているだけでまだ【普通の使い手】しか発動することは出来ない!完成されたら厄介だ!悪いが死んでもらう!」


ーーーバババババババババババババ!!!!

シリウスは先程までの一つの黒き刃ではなく、幾千の【魔神】の黒き刃を繰り出した。


「死ねーーー!!!大翔!!!!!」

シリウスは全身全霊の力で叫んだ!


ーーサッ!

ーーサッ!

ーーサッ!

ーーサッ!


大翔は傷つけられながらも全てかわすことに成功した。この攻撃を全てかわせたのは傷ついた体を瞬時に回復させる再生機能のある【鬼目おにのめ】を使用していたからであろう。実際に致命傷を受けていたが今は倒れることなくその二本の足でしっかりと大地を踏みしめている。


「嘘だろう!?」

シリウスは大きく驚いている。


「俺はまだまだやれる・・・”仲間”の仇を討つためにお前の攻撃を全てかわしお前の全てをへし折って俺が勝つ!」

大翔の心は燃えている。


「”仲間”?」

シリウスはこの一言に反応を示した。


「そうだ、簡単なことだった・・・貴様を殺すには貴様の仲間を殺せば良かったんだ・・・そしたら貴様はさっきみたいに恐怖で足がすくんで動けなくなる・・・」

シリウスは倒れていたシロノ、刹那せつな、しょうじ、シュニ、フラワ、オウルを眺め、黒い刃を振り下ろした・・・










ーーーグチャッ・・・


しょうじは黒い刃で心臓を貫かれ犠牲となった・・・


「人が死ぬのを見るのは初めてか?・・・残酷で怖いだろう・・・これで貴様は恐怖に支配され動けなくなる・・・」

シリウスは不気味な笑みを浮かべながら冷淡に語った。



その瞬間・・・


ーーーパキッ・・・


「しょうじさん・・・」

大翔の何かが壊れる音がした・・・


大翔の周りには守護のエネルギーが集まりだした・・・



その様子を見ているシリウスは状況を掴めていないようだ。

「なんだこの膨大なエネルギーは・・・」



「しょうじさん・・・ごめん・・・俺・・・守れなかった・・・初めて人を死なせた・・・大バカ者だ・・・」

大翔は静かに涙を流した。


「シリウス・・・もうこんな悲しい戦い終わりにしよう・・・」

大翔は初めて目の当たりにした【死】に悲しみが溢れ出していた・・・



そしてこの瞬間・・・

守護神しゅごしんの使い手】が完成した・・・






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