鎖に繋がれて
眠い、まだ、少しくらい眠れるよね…………。あれ、?なにか、起きなきゃいけないこと、あったっけ?
……………学校?今、何時だろ?
薄く目を開いて、辺りを見回し、時計を探す
見知らぬ天井が見えた、
「…………………。あぇ、?」
舌が、旨く回らない
心なしか、体がぐるぐる回ってる気がして、気持ち悪い
あと、手に鎖が巻かれてる
巻かれてる?
「ふえぇ!?な、なに、これ!?」
覚醒しました。起きましたよ。それはばっちりと
「鎖、うぅ、頭が割れる………。」
鎖をはずそうと、起き上がった瞬間、頭が割れるかと思うほどの激痛が頭に襲った
頭の中で、ガンガンとハンマーで殴られているようだ
頭を押さえながら辺りを見回すと、イスに誰かが座っていた
「あの、これ、外してください。」
座っている人に話しかけるが、返事がない
無視されてる?
見られているなら、下手なことは出来ないので、大人しくベットに座るが、鎖のせいで旨く座れない
鎖は、黒い革のような物で手に繋がれ、黒くて硬い、金属の鎖が壁にまで繋がっていた
こっそり軽く引っ張って見るが、外れる気配はない
することもなくなり、なんでこうなったのか整理しようと、思った
学校帰り、猫が倒れていたので、助けに入った
猫が喋った
気が付くと、森で倒れてた
町に向かったら、家がなかった
友達とあった。
私は交通事故でなくなっちゃったと言われた
走って、森に来た
そして、鎖に繋がれてる
…………………………………。
泣きたい
でも、泣いてる暇なんて、無い
今、私がしなければいけないことは………。
なにすれば良いの?
「あの、すみません。」
人に話しかける、返事はない
「ここは何処ですか?」
返事はない
「………………………。私、男です。」
返事はない、まるで屍のようだ
………………………。屍?
「しっ、死んでる!?だ、大丈夫ですか!?」
駆け出そうとして、鎖に邪魔され、ベットに逆戻り
「………………、夜?お仕事?」
「へっ?あ、あの、……………。」
屍が動いた、…………。もしかして、寝てただけ?
「あっ、…………………。起きた?」
「はっ、はい。起きました……。」
声は、女性のようだが、暗くて顔が見えない
「……………………。なにすれば、良いんでしたっけ?」
「さ、さあ…………。」
聞かれたが、私に何をしろと?
「ん、しゃあ、聞いてくるね。」
「あっ…………。」
そう言って、彼女?は何処かへ行ってしまった
な、どうしよう?
何処かへ行ってしまったので、私は今、フリーだ
自由だ。鎖に繋がれてるけど。
取り合えず、さっきより強めに鎖を引っ張って見るが、びくともしない
引っ張りすぎて、手が赤くなった
鎖を外すのは、無理
それなら、これからどうするかを考えよう
取り合えず、生きてるので、すぐに殺される可能性は、無い………………よね?
それなら、私をどうするつもりなんだろう……。
遠くに売られる?身代金も、期待できないよね……。と言うか、死んでるみたいだし。
それでは、どうなるの?
鎖、捕まる……。
背筋が凍りついた
もしかして、無理矢理、
それは、嫌だ
でも、今私がどうこうできる状況じゃ無いのは分かる
なら、どうすれば、助かるのか……。
ふと、自分がとても落ち着いてる事がわかった
こんな状況なのに、とてもリラックスしていて、怯えていない
自分でも、分かる
どうすれば、良いのか。
猫に、なる




