表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/17

特訓して強くなるぞ。

幼馴染たちと別れ、俺は集落の出入り口まで行くと門番の二人が俺をにらむ。

「おい赤目、また外に行くのか?」

「わかっていると思うが、お前が帰ってこなくても捜索はされないんだぞ」

「わかっています。」

「ちっ」

舌打ちされながら門番の間を通りすぎ、森の奥に進む。

俺がハイエルフと同じものを学んでも得られるものは少ない。

であれば自分なりに考えてやるしかない。

俺はこの間洞窟のような見た目のダンジョンを見つけた。ダンジョンというのは転移の魔法を使うとても大きな魔物の一種で、ほかの魔物を転移させ共生関係を取っている魔物らしい。なぜダンジョンとわかるかといえば何回か入って、本来洞窟なんかにいないはずの魔物がいるからと魔物が突然湧いて出てくるのを見たからだ。

このダンジョンでは最大で小型犬くらいの昆虫とスライム、そして火を吐く1メートルくらいのトカゲがいる。

明確に階段などで階層は分かれていないが、地下3階くらいの深さまでは探索した。それ以上はなんか怖い雰囲気があるので近づかないようにしている。


いつものようにたいまつに火の魔法で火をつけ、洞窟に入る。この火の魔法はダンジョンでの特訓の成果だ。火トカゲは火を吐くとき魔力が動く。こっそり隠れて火トカゲが火を吐くところを覗き見して、その魔力の動きを何度も確認し、昔、村長のところで風の魔法を教えてもらったときの要領でまねをしたらできた。正直風の魔法より簡単だった。やはり赤目なだけあって火の魔法のほうが適性あるんだろう。安易だな。しかし実際ハイエルフたちは火の魔法が苦手だ。そういうもんなんだろう。

今日も師匠(火トカゲ)退治だ。

昆虫とスライムはたいまつに近づいてくるのかダンジョンに入ってすぐにどんどん襲ってくるが、もう慣れたもので、昆虫は手に持った鉈でたたき切る。スライムはたいまつと火の魔法でイチコロだ。

おれはエルフだからか耳が良く、魔物が近づいたらある程度気づけるから不意打ちはほとんどされない。

この火の魔法だが、ハイエルフはあまりうまく使えないようだ。おそらく赤目の俺だから使えるんだろう。

ステータスには表示されていないのがどういう理由かわからないが、とにかく火の魔法は俺の一番得意な魔法だ。

火の魔法と鉈。そしてよく聞こえる耳で今日もダンジョン探索というわけだ。


どんどん魔物を退治していく。レベルもないので、いまいちモチベーションが上がらないが魔力操作や鉈の扱いはうまくなってきたし、持久力もついてきた。

そんな調子で安全圏の地下3階までの魔物退治を1年続けた。

その結果のステータスがこれだ。

名前:ソラ

種族:エルフ

年齢:10歳→11歳

HP:50→80

MP:100→180


攻撃力:50→100

防御力:30→40

魔法力:80→140

素早さ:40→50

スキル:聴力強化、方向感覚強化、魔力操作

ギフト:ステータス、継承、転生


攻撃力とMP、魔法力の伸びはよいと思っている。逆に防御力と素早さはあまり上がっていないので、やはり経験を重ねることでより伸びるのだと思う。

しかし正直、これがほかの人に比べてよいのか悪いのか全く分からないのが困る。

おれしかステータスはないようだし、ちょっと試してみよう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ