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「また行き止まり―!どんだけ入り組んでるのよー!」
現在2回目のダンジョン攻略中なんだけど、運悪く迷路型のほうにあたってしまったみたいで、現在絶賛迷い中。今回は部屋数も多いほうで、もうこれまで8部屋は突破した。もうそろそろボス部屋があってもいいころだとは思うんだけど迷路のせいでそのボス部屋探しも難航中
「これじゃあ貢献度5位入賞なんて無理だよー!」
「まぁまぁ...」
「無理とわかっててもやるだけやってみようよ、特別報酬もあるしね」
「そうだねぇ」
明らかにやる気のない返事を返すリコ
「ん?あれはボス部屋じゃないか?」
「お、ほんとだ」
「よーくもてこずらせてくれたな~...ぼっこぼこにしたらぁ!」
迷路のイライラでものすごいやる気のリコ
「まぁ...やるか」
アルトはあきれた様子ボス部屋に入っていった
ボス部屋に全員で入ってボスと戦闘する。さすがにクリアしたことがある相手に苦戦はしなかった
「さて報酬報酬~」
「今回は特になんか珍しいものは出なかったね」
「まぁこんな時もあるでしょーそれよりコトネ早く精霊ちゃんに会いたいんだけど?」
「はいはい、せかさないの」
私はインベントリからポーションを苗木にかける
前回と同じように強い発行のエフェクトが起こって苗木は大きな木になった
そしてその木から精霊が出てきて前と同じように語りかけてきた
「助けていただきありがとうございます」
「キャーカワイイー!」
そういって精霊を撫でまわすリコ
「ひゃぁっ、く、くすぐったいのですぅー」
「あ、ごめんねついかわいくてさー」
「そ、そうですか...可愛いって言ってもらえるのはうれしいですけど、いきなりはびっくりするのですぅ」
「ごめんごめん」
「それでは改めて助けていただいてありがとうございます。もしよろしければ私のほかの仲間にも救いの手を...」
「あったりまえじゃん!こんなかわいい子たちをほおっておけないよ!よっしゃやったらぁ!こうしちゃいられないもっともっと助けるぞー」
一人でテンションを上げて出口へ走っていくリコ。
それを見てみんなで一笑いして後を追いかけていった
「コトネたち遅いよー!それじゃあまた並ぼう!」
やっぱりやる気のリコである
「とりあえず並んでいる間に今の状態を見てみる?」
「みるみる!どんな感じかな?」
[WQ]《黄昏の聖域を取り戻せ》
・詳細:ダンジョン(毒薔薇の庭園)ボス討伐後、報酬部屋の苗木に品質5以上のHPポーションをかける
・解放率:[8.2%]
・貢献度:9P 順位:598位
「結構だね~」
「嘘ぉこんなに差があるの?!600位近いとか無理だよぉ!しかももう8%?!早すぎるでしょぉ」
「貢献度の計算方法はどんな感じなんだろう」
「んーそれは部屋の突破数じゃないか?」
「確かに私たちさっきボス部屋合わせて9部屋だったしね」
「にしても列が長いな」
「アナウンスを聞きつけていろんなところから集まってきたんじゃない?」
「まあじっくり待つか...」
そんなことをしゃべりながらダンジョンの列を待ち、私たちの番になったのでダンジョンを攻略する。
そんなことを繰り返した。リコは毎回精霊ちゃんと会うたびに叫び声をあげて撫でまわっていた。
日も暮れてきたころとうとうダンジョンの解放率が100%になってワールドクエストが終わった。
「いやー以外にはよ終わりましたなぁ」
「たぶん今回のクエストの進行速度から次のワールドクエストの難易度や、進みやすさが変わるんじゃないだろうか」
「にしても...最終貢献度順位248位とか無理ゲーすぎんでしょぉ!おのれ廃人!」
最終順位を見てご立腹なリコ
「まあ仕方なかったんじゃない?それに早いことがすべてじゃないからね」
「それもそうだけどさぁ...パートナーほしかったなぁ精霊ちゃんはモンスターじゃないからパートナにできないし~」
リコがグチグチ言っていると私たちの前にパネルがいきなり出てきた。周りを見ると他の人も出ていたのでおそらくワールドクエストに参加した人への報酬配布かな?でも参加報酬なんてなかったような...?
とりあえず出てきたパネルを読んでみる
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聖域の解放のお手伝いをしていただき
ありがとうございます
ささやかですがお礼を差し上げます
《参加報酬》
・完全蘇生薬×1
・世界樹の枝×5
《発見者報酬》
・中精霊契約の指輪(未契約)
・世界樹の枝の槍
・聖域の招待状
《全体報酬》
・黄昏の聖域大迷路[解放]
・聖域の中心[解放]
・精霊契約システム[解放]
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「お、結構もらえるリコはどんな感じ?」
「やったよコトネ!貢献度報酬は逃したけど特別報酬は私の手に!」
「へぇ~ちなみに内容は?」
「なんと!大精霊と契約できる指輪と、契約した精霊を昇格できるアイテム!それと聖域の招待状」
「すっご!」
「なんだ?コトネ、リコはなんか変わり種の報酬でも貰ったか?」
リコの喜びようを見てアルトが聞いてきた
「かくかくしかじか」
「何?!それはすごいな。それにしても特別報酬か...獲得条件は何だったのか...」
「それなんだけどね、助けた精霊には隠しパラメータで親密度っていうのがあって、その親密度が一番多かった人が特別報酬を獲得できたんだって。で、それが私ってこと」
「そりゃああんだけ助けることに必死で毎回助けては撫でまわしてたら親密度も上がるわなぁ」
「ふっふーん!精霊ちゃんと契約できるならいったんパートナはお預けでも我慢できるぞー!」
そんなことを騒いでいるリコは置いておいてとりあえずもらったアイテムを見てみる
・完全蘇生薬
まあこれは見なくてもいっか
・世界樹の枝
これは何かの素材かな?鑑定レベルが低いからか全く情報が読み取れない
・中精霊契約の指輪(未契約)
精霊と契約できる指輪。聖域の中心でのみ使用可能
・世界樹の枝の槍
品質10 レア度:伝説 STR+1 耐久∞
スキル[吸収成長]
伝説...さ、さすがゲーム全体を巻き込んで起こしたクエストの報酬だけはある...
・聖域の招待状
黄昏の聖域中心へ迷路を通らずに行けるようになる
結構いろいろもらったなぁ
そういえばもう10時か...遊びすぎたかな?それじゃあログアウトしようかな
「それじゃあリコ達私そろそろログアウトするね」
「おつかれ~」




