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~翌日~
「さあ、今日もゲームに入ろうっと」
ハードをかぶってゲーム内にログインする
「コト姉やっほ」
フェンが出てきて話しかけてくる
フレンドを確認してみると、今のとこログインしているのはリコとダイオスさんだけみたい
あれ、クエストにNEWってついてる。なんだろ
[WQ]《古代迷宮を攻略せよ》
・場所:第二エリア、古代迷宮
・詳細:古代迷宮を攻略する
・クリア条件:古代迷宮の全ボス討伐完了
・貢献度:0 順位:-
・報酬[詳細]
・発見者:揚げカボチャ
「へー新しいクエストね...今日は参加しないでおこうかな。明日まで続いてたら明日から参加しよ」
今は昨日もらった精霊契約の指輪で精霊と契約したいし
聖域の招待状で迷路すっ飛ばせるしね
私は、もともとダンジョンの入り口だった場所に立って聖域の招待状をかざした
すると光に包まれて直径70mはあろうかというとてつもなく大きな木のある場所に立っていた
『いらっしゃい。小さなお嬢さん』
いきなりおじいさんのような優しい雰囲気の声が聞こえてきた
「え?」
私はびっくりしてあたりを見回す
するとまた声が聞こえてきた
『目の前の木だよ。私はユグドラシル。この聖域の管理者さ。お嬢さんの名前はなんていうのかな?』
「え、えっと、私はコトネといいます」
『そうかそうか。よろしくねコトネ。ところでコトネ、君は契約の指輪を持っているね?契約をしに来たんだね?』
「はい」
『とりあえずその指輪を出してごらん』
言われた通りにインベントリから指輪を取り出す
『これは中精霊と契約できる指輪だね。どの子がいいとかいう希望はあったりするかい?なければ私が君に合いそうな子を探すけれど』
「私が一番最初に助けたリンって子がいいんですけど」
『リンだね?分かった。リンおいで』
ユグドラシルがそういうと私の目の前にリンが現れた
「お久しぶりですコトネさん」
「久しぶりだねリン」
「それは...契約の指輪...もしかして私を選んでいただけるんですか...?」
「うんそうだよ。私が名前を知ってるのはリンだけだもん」
「本当ですか...?嬉しいです」
そういってぽろぽろと泣き出すリン
あーもー可愛いなぁ
私がリンを撫でてなだめているとユグドラシルが話しかけてきた
『うん。契約はリンでよさそうだね。それじゃあ契約を始めるよ。コトネは契約の指輪をはめてくれるかな?』
そういわれたので指輪を指にはめる
『リンはコトネのはめた指輪に触ってくれるかな?うんそれじゃあお互いに強く相手の事を思い浮かべなさい。双方がつながれた感覚があったら契約は成功だよ』
リンのことを強く思い浮かべるするとリンとつながった感じがした
『これで契約は終わり。リンコトネを支えてあげてね。コトネはリンを大切にしてあげてね。でもリンばかりにかまいっきりで君のパートナーの事を忘れちゃいけないよ』
「分かりました」
『そうそう。それとこれをあげよう。私の葉だよ。1日1枚あげるから来れる日は毎日おいで。薬の材料になるだろう』
そういってユグドラシルは私の目の前に私の体ほどはあろう大きさの葉っぱを落とした
「ありがとうございます」
契約も終わったしリコのところに行こうかな
『おや。帰るのかい?それじゃあまたおいで』
ユグドラシルに見送られながら聖域を出た
ノルンの町に戻ってリコがいっつも露店を出している通りに来た。リコのいつも露店を出してる場所に行くと、リコとその横に綺麗なな服を着た中学生くらいの見た目の男の子がいた
「リコやっほ。その子は?」
「あ、コトネ~この子はシエルっていうんだ精霊契約で契約したんだよーちなみに精霊としての格は精霊王。精霊王は同じ属性の精霊の中で1体しか存在できないらしいから、私の契約したシエル以外には樹の精霊王は存在しないよ」
「へーそれじゃあ精霊の中で一番偉いんだ?」
「一応そういうことになってますね。ところであなたも精霊を連れてますね」
初めてシエルがしゃべったそれを聞いて私の後ろに隠れていたリンが出てきた
「は、初めまして。私リンって言います精霊王様に会えるなんて...」
「あはは、そんなにかしこまらなくていいんだよ。僕ね聖域から出てきたばっかりだけど、出てくるときに友達とお別れしないといけなかったんだよね。それで今外での友達がリいないんだよね。だから僕の友達になってくれないかい?」
「は、はい」
リンは目に涙を浮かべてシエルの差し出した手を小さな手で握った
「あはは、リンは涙もろいな~」
「ねえリコそのリンちゃん私に抱っこさせて!」
「私はいいよ。リンは?」
リンのほうを見てリンに聞いてみる
「良いですよ」
そういってリンはリコのほうに飛んで行った
「カワイイ~シエルみたいに大きいのも思いっきり抱き着けていいけどこれくらいの腕に収まる大きさもかわいい~」
そういってリンを撫でまわすリコ
「姉さん...」
その横で少ししゅんとしながら羨ましそうにリンを見ているシエル君
私はそれを横目に露店を準備していく
露店を準備し終わってもリコはリンを撫でていた。
「リコったら...もう、自分の子ほったらかしにして...シエル君おいで。フェンもそこ座って」
「え?は、はい」
「ん~?」
フェンとシエル君を私の前に座らせた
「いくよーせーのぎゅー」
そのまま二人を抱きしめた
「ふえぇ?!わわわ」
「わふぅ」
シエル君は恥ずかしそうにしていた
「あ!ずるーい私もぎゅっする~」
これに気づいたリコもリンごと抱きついてきた
そのまま数分間5人でじゃれあった




