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薬師さんライフ!  作者: 白夜色
24/34

24

男の子は見た目は小学校中学年くらいで頭にはオオカミの耳、腰のあたりからはオオカミの尻尾が生えている

私のアクセサリーと同じものかと思ったけどアクセサリーとは思えないほどよくなじんでいるためもともと生えているものだろうことがわかる

「お姉ちゃん誰~?」

男の子は私が誰かを聞いてくる。無視する必要もないので正直に名前をこたえる


「私はコトネ。君は?」


「僕はねぇフェンっていうんだ。お姉ちゃんはどうしてここに来たの?」

どうして、ねぇ迷い込んだだけだしなぁ

「迷い込んだだけなんだけど」


「そうなんだぁここに来る人みんな僕目当てだからお姉ちゃんみたいな人は珍しいなぁ」


「フェン目当てってどういうこと?」


「えっとねぇなんだっけ?あっそうそうここに来る人みんなパートナーになれーって、うるさくてさぁ。僕はゆっくりしたいんだけどねぇ」


「なるほどそれは嫌だね」

自分のことばっかり考えてる人たちが来たんだろうね


「それでね相談なんだけど、もしよかったら僕をお姉ちゃんのパートナーにしてくれないかな?」

ん?パートナー嫌なんじゃ?


「パートナー嫌なんじゃないの?」


「そうじゃなくてね忙しい人のパートナーになるのが嫌なんだぁ忙しい人のパートナーになると僕も忙しく働かなきゃいけなくなるじゃん」


忙しい人...効率を追い求める人のことかな?


「それは確かにね。でもどうしてそれで私を選ぶの?もしかしたら私も忙しい人かもよ?」


「お姉ちゃんからはそんな感じしないよ~ふんわりで~ゆっくりな感じかなぁ?そんな感じがするの。僕はお姉ちゃんのそんな雰囲気好きだなぁ」


うーんよくわかんないなぁ


「そう?なんというか、ありがとう?」


「それでどうかな~?僕をパートナーにしない?」


特に断る理由もないし、パートナーもそろそろほしかったしね


「分かった。いいよパートナーになろう」


「やった~これからよろしくね~コト姉(ことねえ)」


《フェンとパートナー契約が結ばれました》


あれ呼び方変わった


「こちらこそよろしく。それはいいけどその呼び方は?」


「う~んこっちのほうがしっくりくるからさ。ダメだった?」


こちらの様子を窺うように小首をかしげて見つめてくる。カワイイなぁ

特にダメなわけでもないのでOKしよう


「すきな呼び方でいいよ」


「それじゃあコト姉で!」


フェンのステータスって見れるかな?

あ、みれるっぽい

『フェン』

ユニーク種:ホワイトウルフ

パートナーレベル9

HP210/210

MP300/300


個体値:6

STR:10[10]

VIT:11[19]

DEX:10[10]

AGI:10[10]

INT:20[20]

MND:20[25]

LUK:10[10]

~装備~

簡素な服VIT+1

簡素なズボンVIT+1

簡素な靴VIT+1

~スキル~

氷魔法Lv(5/10) 魔力操作Lv(4/10) 魔力感知Lv(4/10) 人化Lv(10/10) 人語理解Lv(10/10) 

人語発声Lv(10/10) 筆記(1/10) 


~称号~

黄昏の番人


つ、強い...称号もなんかかっこいいし、人化関係軒並みカンスト...ん?個体値って何だろう

ヘルプにあるかな?

えーとあったあった。なになに?個体値の数値はレベルアップ時に手に入るステータスポイントの数値?!」


「コト姉どうしたの?」

え?嘘、もしかして声に出てた?気を付けないと


「な、何でもないよ」

それより個体値のことだね。えっと...プレイヤーは個体値が5で確定してて

パートナーは個体別に違うんだね。進化で個体値が上がることもあるんだ。なるほどなるほど。個体値の割合も載ってるみたい

~個体値の割合~


個体値3:モンスターをパートナーにした時に50%でこの個体値になります

個体値4:モンスターをパートナーにした時に40%でこの個体値になります

個体値5:モンスターをパートナーにした時に10%でこの個体値になります

個体値6:ユニークモンスターをパートナにした場合30%でこの個体値になり、それ以外の場合個体値は5になります


へぇ~なるほど

ということは私は運がよかったんだね

確かにユニーク種って書いてあるしね。ていうかホワイトウルフって表記されてるからもともとの姿はオオカミのはずだよね?もしかして人化しっぱなしなのかな?そりゃカンストもするか。

そう伊庭称号の効果ってどんなんだろう


・黄昏の番人

黄昏の花園を守護していた番人番人を連れ出すと守護されていた地域で何かが起こる?

VIT,MND+5

結構強い称号だね説明の意味はよく分からないけどフェンをこの花畑から出せばいいのかな?

そろそろ街にもとい家に帰って研究したいしここを出ようかな


「そろそろ行くよ」


「うん分かったー」

そういってフェンは手をつないできた。こうしていると弟ができたみたいで楽しくなってくる

フェンを連れて花畑を出るとメールが届いた

《ワールドインフォ:条件が達成されたためダンジョンが解放されました。詳しくは詳細をご覧ください》


「ん?なんだろうコレ」

インフォと同時にフェンも反応した

「どうしたのフェン?」


「ん~どっかから声が聞こえてきたんだ~これ初めてだからびっくりしちゃってね」

どうやらフェンにもインフォメールが届いたようでそれに驚いたらしい

もしかしたらパートナーになった影響かもしれないあとで確認してみよう

今はメールのことは気にせずフェンの手を引いて町へ歩いていく

「ここが街だよ」


「おっきいねー」

フェンは門を見上げて声を漏らした

そのまま町の中に入っていくと町の中でいろんな人に視線を向けられた

ほとんどは兄弟を見るような温かい視線だけどその中には嫉妬めいた刺さるような視線もあった

そしてその中の一人が私に突っかかってきた


「おいそこのお前!そのガキをどこで捕まえた!」

捕まえたとかひどいなぁ


「捕まえたって人聞きの悪いこと言わないでください。森の奥の花畑でで仲間にした子です」


「ならよく聞け!そのガキはなぁ俺が手に入れようとしてたんだ!」

だからなんなの?

「それが何か?」


「それをお前が横取りしたんだ!」


「横取りとは失礼な言い方をしますね。この子が望んで私のパートナーになったんですよ」

そういうと周りがざわつきだした

「あの子供が自ら望んでだと?」

「パートナーにしようとしたやつみんな突っぱねられたって話だぞ?!」

「めんどくさがりで誰にもついていかないって聞いたんだが」

へ~そんなことがあったんだ

「そんなことはどうでもいい!とにかく俺が言いたいのはそのガキを俺によこせってことだ!」


「そんな義務はないですよ」


「うるせぇそいつはずっと前から俺の物と決まっていたんだ!よこせ!」

ダメだこの人、話聞かない


「あ、思い出した~」


話がかみ合わないやり取りをしている横でのんきに手を叩いて何かを思い出したという風なフェン


「あのひと僕をパートナーにしようとした人の中で一番しつこかった人だよ。僕の中でパートナーになりたくない人ナンバーワン」


うわ~そんな人にフェン渡すわけないよ


「本人がこう言ってるんでお引き取りください」

本人にまで否定されて完全に頭に血が上ったようで剣に手をかけ襲いかかってくる

しかしここはセーフティーエリア。見えない壁にはじき返され剣は光の粒子の変わった


「何をした!」


「ここセーフティーエリアですけど」


「俺にはそんなことは関係ない!」


あーだめだこの人一般常識が通じない人だ

そうやってあーだこうだしているうちに街の奥のほうから鎧の集団が走ってきて今そこで騒いでいた男を拘束して連れ去っていった

周りを見渡すとギャラリーができていた


「すみませんお騒がせしました」


とにかくあやまっておいたほうがいいだろうと思い頭を下げる

周りの人は「災難だったね」とか「大丈夫だから」と声をかけてくれた

ギャラリーが散った後その中に見知った人物を見つけた向こうも気づいたようで話しかけてきた


「大丈夫だったか?コトネの嬢ちゃん」


「大丈夫ですよそれよりお久しぶりですガンテツさん」


「おう久しぶりそっちがさっき言ってたパートナーか?」


「そうですね」


「フェンだよ~よろしくねーテツおじさん」

フェンがいきなりガンテツさんにあだ名をつけた


「テツおじさんか、いいなそれ!今度からそれで呼んでくれ」

ガンテツさんは気に入ったみたい


「分かったよテツおじさん」


「それよりさっきの鎧の集団は?」


「ああ、ありゃ治安維持のために王都から派遣されたるっていう兵士たちだギルドの近くに詰所もあるから今度よって見るといい訓練に参加できるぞ」

へ~いい話を聞けた気がする

「ありがとうございます。それにしてもずいぶん詳しいんですね」


「詰所の兵士に聞いたからな」

この分なら詰所の兵士の人からなんか情報がもらえるかもしれないね


「それじゃあ俺はもう行くかな」


「ありがとうございました」

よーしこれから帰って灼熱草の研究だ

フェンのステータスも載せます

『コトネ』                


プレイヤーレベルLv7


メインジョブ《薬師》Lv5サブジョブ《弓使い》Lv4


HP:200/200


MP:200/200




STR9[15]


VIT:10[25]


DEX:20[27]


AGI:10[21]


INT:10[11]


MND:10[11]


LUK:6[7]


SP:0


~装備~


:ラタ材の狩弓DEX+10


:小さな矢筒(普通の矢×100) 効果なし


:初心者用の短剣STR+5


:ラビ革の指ぬきグローブVIT+2 DEX+1


:冒険者の服VIT+5


:冒険者のズボンVIT+4


:冒険者の靴VIT+3


:オオカミの耳AGI+5


:オオカミの尻尾AGI+5


~スキル~


 薬草採集Lv(1/1) 薬学知識Lv(2/10) 調合(5/10) 鑑定Lv(3/10) 弓マスタリLv(1/1) チャージショット(弓専)Lv(4/10) スコープショット(弓専)Lv(5/10) 短剣マスタリLv(1/1) 木登りLv(1/1) 


軽業Lv(3/10) 不意打ちLv(3/10) 隠密Lv(3/10) 火魔法Lv(1/10) 水魔法Lv(1/10) 土魔法Lv(1/10)


魔力感知Lv(1/10) 魔力操作Lv(1/10) 錬金術Lv(1/10)


~称号~ 


 《アノウに名を与えたもの》《無傷の勲章》


『フェン』


ユニーク種:ホワイトウルフ


パートナーレベル9


HP210/210


MP300/300




個体値:6


STR:10[10]


VIT:11[19]


DEX:10[10]


AGI:10[10]


INT:20[20]


MND:20[25]


LUK:10[10]


~装備~


簡素な服VIT+1


簡素なズボンVIT+1


簡素な靴VIT+1


~スキル~


氷魔法Lv(5/10) 魔力操作Lv(4/10) 魔力感知Lv(4/10) 人化Lv(10/10) 人語理解Lv(10/10) 

人語発声Lv(10/10) 筆記Lv(1/10) 


~称号~


《黄昏の番人》


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