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癒やしの時間 ~男、再会する~

「...ここは」


頭の方が温かいな...何だろうか...


俺は目を開けてみた。

そこには...


黒髪で、髪は腰まであって、胸は...Cか?...綺麗な顔立ちで、それから...


「...いつまで見つめるの?」


彼女は少し頬を染めながら言った。


「...やっぱりシャイデルか」

「ええ、私よ?」

「...今どんな状況で?」

「...分からない?」

「...」

「はぁ...私が貴方を膝枕している状態よ」


...もう俺ロリコンで良いや」


「...え?」

「いや、もう可愛くて...」

「だ、誰がかしら...?」

「い、言う必要があるか?」

「い、言って頂戴...」

「...お前だよ、シャイデル。愛しい愛しい私の

「あぁ~!!そ、それ以上はやめてください!恥ずかしくて死んでしまいます...!」


頬が真っ赤に染まって、可愛いなぁ...

何でこんな可愛い娘が...


「そ、そうか...」

「はぁ...はぁ...」


うん、やっぱり可愛い。


「褒めるといっても限度があります...!お願いですからあまり褒めないでください...!」

「...褒められ慣れてないのか?」

「っ...!」

「...成程、可愛い」

「っぅ...」


...本当に可愛いなぁ。

...あれ?そう言えば髪の色...


「なぁ」

「な、何ですか?」

「髪の色変えたか...?」

「あ。嫌、でした...?私黒髪の方が好まれるかなって思って黒髪にしたのですが...」


不安そうな顔で覗き込んできた...


何でこんなに可愛いかなぁ...


「...シャルンは一度好きになったら尽くすタイプ?」

「え...?まぁ、はい。そうらしいですね...」

「というと...?」

「いえ、私としては普通なのですが皆さまから見ると...」

「成程...」


最高じゃないか...!っと、いけないいけない。慢心ダメ、絶対。

...何でこんな子を手放したかなぁ、あの男は。


「...というか髪の色変えたって」

「え?...ああ。天国は自由なの。思えば何でも出来るわ」

「...姿の年齢を変えることは...?」

「...どうかしらね。正直分からないものは思えないから」

「...そっか」

「あ、そ、そんなに落ち込まないで?必ず見せてあげるから」

「いやいや、大丈夫だから」

「お、お願いだから見捨てないで。ね?わ、私頑張るからぁ...!」


...物凄い不安なんだな。

...そりゃそうだ。まだあの出来事から一ヶ月も経っていない。

不安になるのは、当たり前だ。


俺は体を起こして、優しく抱きしめた。


「ぇ...え?これ...」

「何で見捨てないといけないんだい?」

「え、ぁ...その...わ、私なんか」

「私なんかじゃない」


目を逸らそうとしたので少し強く言った。


「いや、えっと...」

「...シャルン?君が好きだ。他の誰よりも好きだ。大好きだ」

「えぅ...あ、あの...その...」

「...逆に自分の方が怖いよ」

「え...?」


俺は空を見上げながら言った。

空は雲一つない快晴だった...


「だって平凡な男じゃないか。どこからどう見ても。普通だったらこのまま独身で死ぬことも有り得ただろうからね...」

「そ、そんな事...」

「そんなやつを好きだと言ってくれる。...正直、嘘だと。そんな訳ないと思っていたよ。なのに...シャルン、君は...」


再び愛しいシャイデルを見つめた...


「...」

「っと、ごめんな?こんな湿った話をして」

「...いいえ、大丈夫です。でも今回で良く分かった事があります」

「良く分かった事?」

「はい。それは私達2人とも相手の事が好きなのに自信が無くて、自己卑下してしまうという点です。


貴方は平凡な男だから似合わないって言って、私はそんなに良い子じゃないからいつか貴方に捨てられるんじゃないかって思ってて...」

「あぁ...」

「...でも、それがあり得ない、という事が分かりました」


俺に優しく笑いかけた。


「...やっぱり良い娘だよ。あ、髪の色は元に戻して?」

「な、何でですか?」

「その方が似合うからね」

「っぅ~...!」


...本当に良い娘だ。

...大好きだよ、シャイデル。

此処までズレズレになり、遅れてしまい申し訳ありませんでした。


...私も信濃も今受験生なのですが、親から勉強の方に集中しろ、と言われており隙間時間でしか書けていない感じです。

本当に申し訳ありません...


次回も...未定です。

...失礼しました。


代筆、桜花

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