第9話隊長を辞めた日
凛が帰った後、風呂に入り布団の中へ。
頭がグルグル回りっぱなしだ。悪い感じに…
思えばこの数週間で、俺は人生の中で過去最高にモテている。
今までモテたことなんてなかった。
一度も。
だが、今なぜかモテている。
女性とは縁の無い人生。
38年生きてきたが、女性とは付き合ったことはない。
もちろんホモでもない。
でも、なぜか今モテている。
モテているよな?
だって、ましろも凛も俺に好感触……と思われる。
凪だってそうだと思う。
隊長なのに何考えてんだ?と思うが、
今まで女性からアプローチされたことなんて一度もなかった。
と言うか、女性の眼中に入らなかった男だ俺は。
良いだろ!そんなこと考えても。
もちろん、学生のましろに手を出そうとは思わない。
学生を卒業して大人になったら…
凛の方は、本当に俺のことが好きだとわかったら
あわよくば…
ーーーーーーーー虚しい。
こんなこと考えている自分が。
凛から冗談のつもりだろうが、付き合いますか?
なんて言われただけでこんなにも動揺してしまう。
邪なことを考えてしまう。
俺を隊長と皆が慕ってくれているのに
俺は女性の勘定をしている。
情けない。
自分が嫌になる。
俺は会社にLINEを送り、明日の配送の仕事を休ませてもらった。
普通ならこんな簡単に休ませて貰えないが、怪物退治をしている俺は配慮して貰える。
「はあ〜仕事休んじゃった…こんなことで…」
ううっ
俺は情けなくて泣いた。38にもなって布団で泣いた。
女性関係は俺にとっては諸刃の剣なんだ…
これでは俺は駄目になる。
自問自答し、自暴自棄になり頭はグルグル。
答えは出ない。
今晩は一睡もできなかった。
翌朝、怪物退治組織のマネージャーに連絡を取り
精神的な事情で隊長を辞めることを伝えた。
読んでいただきありがとうございます。
駄文ですが頑張ります。
感想、評価、ブックマークをいただけると励みになります。




