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おっさん隊長になる〜ぼっちのおっさんに仲間ができました  作者: プラチナ


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16/25

第16話元隊長が隊長になる!

 ましろ達の元へ走って向かう。


 色々考えることがあるが、体が動く。

 前へ前へ。


 気づけば、もうましろ達の前に来ていた。

 本人達を前に何を話せば良いかわからない。

 頭は真っ白であった。


 すると、


「あああっ!?隊長ーもう死ぬかと思ったすー」

 凪が第一声を発し、


「本当に死ぬかと思いましたね。隊長助かりました!」

 凛も感謝をする。


「隊長の馬鹿ー!!急にいなくなるから心配してたんですよ」

 ましろが怒りながら、抱きついてきた。


 俺はましろを受け止めたが、言葉が出てこなかった。


 自分の都合で勝手に隊長を辞めた俺をまだ隊長と呼んでくれている。


 そのことが、いかに俺が自分のことしか考えない。

 小さい奴に見えてきた。

 

「いや〜しかし、凄いっすねこの氷。隊長凄すぎー」


「確かに!隊長は強くてカッコいいね!」


「隊長何か言ってください!」


スッ


 ましろを引き離し、3人から距離を取る。


「え?隊長?」


 ケジメをつけなければ…


 俺は膝を落とし、地面に両手と頭をつけ、土下座の体勢を取り、

 自分の持てる最大の声量で叫んだ。


「ごめ〜ん!!!!勝手に隊長を辞めて、

 皆を危険に晒せて、

 本当にすいませんでした!!!」


 ううっ、情けなさ過ぎて大量の涙と鼻水が出る。

 しかし言わなければ…


「本当に、こんな、情けない男だけど、よろしければ

 またもう一度、

 隊長をやらせてください!!!!!」


 頭が上がらない。怖い、皆の顔が…

 しばらくの沈黙があり、


「何を言ってるんですか!私達の隊長は海野さんしかいないんですよ?」

 ましろはまだちょっと怒っている。


「そうっすよ!今さら何ワンピごっこしてるんすか〜?」

 凪が笑う。


「これからもよろしくお願いしますね」

 凛もふふっと笑う。


「みんな…」


ギギギ!ギギギギ!!


「!?」


 不穏な音が聞こえた。バーサークスネークが何とか動こうとしている。


「ああ!?まだこいつ生きてるんすね?」


「うわあ、生命力やばぁ…」


 ましろが俺の顔を見つめて、

「隊長!指示を」


「ーーーーうん!」


 涙と鼻水を拭い、立ち上がる。皆の顔を見て指示を出す。


「バーサークスネークは鱗が硬い。

 目や腹等の柔らかい部分を集中的に狙おう。

 相手はまだ動けないから、焦らず集中して!」


「了解!!!」

 3人共良い返事をした。


 

 俺も加わり、バーサクスネークを5体討伐し

 ミッションを完了した。



面白かったと思ってもらえましたら、評価などいただけると嬉しいです。


また、完結済の作品『おっさん少女になる』もございますので、そちらもごらんいただけましたら幸いです。

こちらは金髪美少女TSものになります。

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