087(レベル1万以上)
「オバサン、アンタは顔じゃない。去れ」
「コウ……。こき使われて可哀想。いつでも自宅に帰ってきなさいね」
ババアは去っていった。
俺は宮殿に帰ろうとした時、ロイ親方に呼び止められる。
「ソウ専用機の仕様、パーソナルカラーはどうする?」
「パーソナルカラーはさっき乗ってたヤツと同じで。仕様で注文を付けるとしたら、コックピット内から魔法を使いたい」
「了解した。機体名は何がいい?」
「そうだな〜、GTラークなんてどう?」
「GTとは何の意味だ?」
「グランツーリスモ」
「魔法車のDNAを引き継いでるからか? いいだろう。休んでくれ」
俺は、ジャックの元へ行く。
「ソウ、悪魔を倒すなんて凄すぎるよ」
「ガーゴイルでしょ? 下っ端の悪魔だよ」
「それでも、レベル1000は超えているだろう」
「ジャックのレベルはいくつ?」
「私か? 私はレベル37だよ」
「レベルって年齢?」
「年齢じゃないよ。知らなかったのか? 総合的な戦闘力の指標だ」
「俺はいくつだ?」
「1万は超えてるだろうな。ちなみにオールマンコが78ほどだ」
「楽勝じゃん」
「あくまでも指標だ。レベルに気を取られるな」
「俺は強い! アハハ」
「そうだな、宮殿に帰ろう」
俺とジャックは塔の通路を通り、ワープエレベーターで宮殿に入る。ATM前だ。
「昼飯を食おうぜ」
「ああ、宴の間に行こう」
俺とジャックは宴の間に入り、適当に座る。
「昨日はドラゴン肉の逆鱗を食べたよ」
「ソウ、本当か? 一番高い希少部位だぞ」
「それでも、10万イースくらいだったよ。また、ストライフ牧場のヤツかな?」
「ソウの金銭感覚を疑うよ、ハハハ」
「夜にまた食おうかな?」
「ドラゴン肉の食い過ぎは肥えるぞ」
「それは嫌だな〜」
ゼニア姫が俺達の元へ来た。
「ジャック、私の部屋に来て」
「分かりました、すぐに行きます」
ジャックはブリトーを1つ持ち、行ってしまった。代わりにソルジャー達が宴の間に入ってくる。エッジが俺の前に座った。
「ソウ、俺にもムーンレイを教えてくれ」
「難しいな〜。感覚だけでやってるから、他人に教えられるほど熟練してないよ」
「天才肌か。俺も対悪魔部隊に登録されたいんだ」
「国防を担ってるリーダーなんだろ? ムーンレイがなくても十分強いよ」




