085(襲来)
俺は丘を盾に左へホバー移動しながら、相手を探す。
ズキューン! 橙色の機体1機がハイジャンプをした。上空から25ミリバルカンの雨が降る。俺はバックステップしながら、120ミリキャノン砲で狙いを付けて射撃する。ズドン! コォーン! 橙色の機体の胴体がピンク色に染まる。
「くっ! 直撃か!? 僕が一番最初にやられるなんて」
「スコットだったの?」
『こちら、ロイ。スコットはドックまで下がれ』
あと2機…………丘が邪魔だ。いや、白い機体の頭が見切れてる。俺はロックオンしてオートマチックミサイルを放物線を描くように撃つ。シュン! シュン! ガシッ! コォーン! ジャックもミサイルを撃ったが、丘に当たった。ミサイルは左肩に着いてる。左回りをしてた分、こっちのが有利だ。白い機体が青色に染まる。
『ジャックも下がってくれ』
「クソ〜! また負けたー! またメーンモニターかよ」
「惜しかったな」
あとは、エッジだけ。ブオォー! 上空からクラスターボム!? 俺はハイジャンプをして難を逃れると同時に、ドンドンドンドン――! 25ミリバルカンを撃つ。威嚇射撃だ。お互い上空にいる。橙色の機体を正面に捉えた! 俺は120ミリキャノン砲を撃つ。ズドン! ズドン! コォーン! ガシッ。
俺はエッジの機体のど真ん中にペイント弾を当てたと同時に右足に被弾する。相討ちか。
ガシャン! 着地する時は思ってたより衝撃が少ない。
『2人とも、ドックへ戻ってくれ』
「了解」
ズキューン! 俺はなんとなくハイジャンプしてみる。…………空の一部が赤い雲に覆われている。
『ソウ、聞こえるか? メンソだ。遂に悪魔が来てしまった。戦えるか?』
「何!? メンソ国王、模擬弾を実弾に交換するのに、どれくらい掛かる?」
『5分だ。3機が実装するまで悪魔を引き付けてくれ』
「分かった。悪魔は何体だ?」
『今のところ1体だけだ。魔素計からしてガーゴイル級。気を引き締めて行け!』
「了解!」
俺は赤い空の方、北へハイジャンプで飛んでいく。
赤い空の下には、ガーゴイルが居た。とりあえず、ペイント弾でこっちに注意を向ける。
「ガーーー!」
ガーゴイルは俺のラークスーツに向けて、ビームを放ってくる。コォーン! コォーン! 被弾した。しかし、ラークスーツはビクともしない。イケる!




