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オネェヤクザが転生したらなよなよ推しに!?  作者: 凜架 りすみ
第一章 オネェ様、転生

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第三話 従順な手下とオネェ様

(取り敢えず、アタシが変わったことをこの侍女以外にも宣言しなくちゃね。元々のリーン様と同じようにいじめられたらアタシ、ブチギレて相手をロープでぐるぐる巻きにして窓の外から吊るしちゃうかも…)

 

 うーん、と考える。まぁ、自業自得だからいいのか?

「ま、いっか!」

 なにが…?と侍女はこちらを見てくる。

「なんでもないわよ。こっちのこと。あ。そう言えばアンタ名前は?聞いてなかったわね。メイド1号」

 メイド1号って…と見てきたので

「なにか?」

 えー、端的に言おう、般若だ。

「なんでもないですッ!!」

 条件反射でそう言う。

「ん゙ん゙、私は、ミリー。ミリー・マサナです。リーン様」

 メイド服をつまんで、優雅にお辞儀。おぉ、異世界という感じがする。

きっちりカーテシーをできるところを見ると、ご令嬢なのかなと思う。

だからと言って、許すわけはない。最推しをいじめた分は返させてもらう。

「ミリーね。これからよろしく。虐められてた分、こき使ってやるから感謝しなさい」

 常に上から目線。実際、リーンのほうが上なのだが。

元々の龍ヶ崎の口調なのもある。

「ひ、ひゃい…」

 意気消沈、といった感じである。

心なしか、ボブがへにょっとしてる。

「はぁぁ…疲れたわね。無駄に。お腹減ったわ…取り敢えず、今何時よ」 

 言ってから気づく。この国、日本と同じ時間なのかしら。

「昼時でございます」

 ちょっと違いそう…

「昼時ね。やっぱり、アタシのお腹に狂いはなかったわ」

 腹時計は完璧。これに従うとしよう。

「さ、行くわよ。戦争(昼食)の時間だからね」

 これはあくまで多分だが、昼時こそ、虐め甲斐がある時間である。

「は、はい…!」


_龍ヶ崎、従順な部下(手下)1名確保

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