第二話 リーンの過去とオネェ様
予約投稿を忘れるという凡ミス…すみません
「…リーン様は、その…」
口ごもる侍女にイライラと足踏みする龍ヶ崎…ガワだけリーン。
「なによ。はっきり言いなさい。チャカで脅されても口を割らなかったアタシよ。ここで言ったことは秘密にしてあげる」
破格だろうとふんと鼻を鳴らす。
「ちゃ?な、なんて…?」
?マークを大量に浮かべている様子だが、知らんこっちゃない。
「いいから話しなさい!!」
ダンッと強く足踏みする
「ひぃ、その、リーン様、は…愛人の子、でして…」
あいじんのこ?AI ZIN NO KO?
「愛人の子!!?親最低ね!!!浮気はダメよ!!!!浮気だけはやっちゃ駄目よ!!!」
ヤから始まる自由業でも、普通の倫理観を持っている。
ちなみに、超絶いらない情報その2。龍ヶ崎のボス呼びはなんかカワイーからである
「そ、そう言われましても…この結婚は契約結婚ですし…」
推定10歳程度のなよなよしていたはずの男の子に叱られる侍女。
哀れ。
「契約結婚でもやっちゃ駄目なことは…って、アンタに言っても仕方ないか」
こくこくこくと頷く侍女。
逃げようとしてる。完全に。またまた確保。
(ずぅっと気になってたんだけど、アタシ、そんなに怖いかしら?
びくびくしまくってるんだけど)
「あ。アンタもしかして、てか、もしかしなくても、アタシのこといじめてたわね?」
びくっとした。やはり。
「あのね、愛人の子だからっていじめるのはどうなのよ。その子に罪はないのよ?ましてや…こんな宮殿に済んでるんだし、アタシ、というかリーンは貴族の子でしょう。最悪、斬首よ斬首」
さっと顔を青くした侍女。
「も、申し訳ございません…!!!!そ、その、で、出来心で…!」
ペコペコと謝ってるが、中身龍ヶ崎なので謝れられてもである。
「まぁいいわ。今度いじめたらいじめ返すわよ」
鋭い眼光。
リーンは公爵家だったような気がする。それで、いじめられて、なよなよした性格になってしまい、正式な子である長男が主人公を奪おうとし、それを守るためにリーンが主人公を庇ったのだ。兄に背いたのだ。初めて。
あのシーンは感動した。感動して、ボスの肩ガクガク揺らしちゃったのは御愛嬌。
(というか、今更思ったけど、推しに転生してしまったわぁぁぁぁ!!!
…どうせなら、推し本人じゃなくて、推しを守る騎士とかがよかったわ。筋肉ムキムキの。ボスとか良かったのよねぇ、筋肉ムキムキで…かっこよくて…)
「あ、前世では無理だったドレスとかも着れるんじゃないかしら。この顔立ちなら」
心は乙女♡である。
あとは推しに女装をさせたい。
「…な、なにかぶつぶつ言っておられる…」
ボソッと呟いたその言葉にぐりんと首が回ってリーンが見る。
「何か言った???」
もはや、首が反対に回った日本人形より怖い。
「イエ、ナニモ!!!!」
顔を青ざめさせて、ぶんぶんと顔を振った




