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タカシの異世界無双計画 ~銃と仲間と異世界と~  作者: 夢奏 舞P
第5章 目的を達成しよう
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挑発

 魔女を倒す……だが、いったいどうすれば……。


 もっと状況を把握しなければ……。

 状況把握はピンチな時ほど必要だ。それは剣技訓練の時、ファリスに十分言い聞かされてきたことだ。まだ、逆転の芽はあるはずだ。


 まずはメイデンだ。ソエルが抑えてくれてはいるが、長くは持たないだろう。せめて、詠唱ができれば何とかなりそうなのだが……。


 ファリスは剣を引きずりながらゆっくりと歩いて近づいてくる。

 そういえば、ファリスは『ファイナルエンド』という最凶スキルがあったはずだ。

 だが、それを撃たないということは、ファリスの最凶スキル発動条件は満たされていないということか?


 俺は、わざとファリスのスキルの間合いの5メートル以内に入り、彼女の動きを確認した。

 ファリスは、動きを止めタメに入る。その後すぐに間合いから遠ざかるとファリスは動きだす。


 ──まるでロボットだ。


 俺は、ファリスと戦うふりをしながら魔女との距離をとる。


「あら、仲間には攻撃しないのがあたなの流儀?」

 魔女は、俺を挑発してきた。だが、ここでそんな安い挑発に乗るつもりはない。


 問題は、エナジークリスタルだ。それさえ使わせなければ、確実に魔女を倒すことができるだろう。


 俺は、脳みそをフル回転させる。

 そして、状況という名の情報を積み上げ、1つの答えを導きだす。


 ……魔女攻略の作戦は決まった。

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