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タカシの異世界無双計画 ~銃と仲間と異世界と~  作者: 夢奏 舞P
第5章 目的を達成しよう
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原因 1

 予想される最悪の事態は、俺には受け入れ難いものだった。

 だが、もうどうすることもできない。


 ……その時俺は、引きこもる原因となった過去を思い出していた。


 高校2年の春の終わり頃だ。

 学校から帰る途中の川沿いの歩道で、倒れているバイクを発見したことから始まった。

 倒れていたバイクは、新品の匂いの付いた黒の《ハヤマ PKJ R400》だった。そのスッキリしたネイキッドのフォルムは、力強さを感じさせた。


 俺は、そのバイクを起こそうと近づいた。


「俺のバイクに何してんだタカシ!」

 突然、怒鳴り声が聞こえた。

 クラスメイトの『ツヨシ』だ。ツヨシは大柄で体付きもよく、俺のクラスでは人気のあるやつだ。

 ツヨシは、俺に近付いてきた。

「いや、俺じゃないよ」

 俺は、必至で否定した。だが……。


「てめえとぼけてんじゃねえぞ」

 状況は最悪……俺以外に周りには誰もいない。完全にツヨシは俺がやったと思いこんでいる。


「せっかく夏休みにこの新品のバイクでツーリングいく予定だったのによお! キズ物にしやがってえ!」

「だから俺じゃないよ!」

 ツヨシは、俺に殴りかかってきた。

 俺は、反射的に体を丸めた。

 するとツヨシは、俺の丸めた体につまづいて歩道を飛び出し、河川敷の斜面を転がり落ちた。

「絶対に許さなねえからなあ!」

 ツヨシは体を起こし、俺を睨み付けて大声を上げた。

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